07084008711【070-8400-8711】 から
全国各地の県警や広島県警 を名乗る
詐欺電話が報告されています。
この電話は「あなたが事件に関係している」
「身分証を持って出頭してほしい」などと告げ、
恐怖心をあおって金銭を要求する極めて悪質な詐欺です。
実際の警察が電話で出頭を指示したり、
金銭の振込を求めることは絶対にありません。
しかし犯人は本物の警察官のように話し、
正規の連絡であると信じ込ませる巧妙な手口を使います。
070-8400-8711からの電話の手口
この番号からの電話では、
「広島県警の〇〇です」「あなたの口座が事件に使われています」
と名乗り、信じ込ませようとします。
その後、「本人確認のため身分証を用意してください」
「安全な口座に資金を移す必要があります」
「手続き費用を振り込んでください」などと理由をつけて
金銭を要求するのが典型的なパターンです。
犯人は非常に慣れた口調で話し、
電話を切らせないようにして冷静な判断を奪うこともあります。
典型的な詐欺の流れ
- 「広島県警の〇〇です」と名乗る
- 「あなたの名前が事件に関係しています」と説明
- 「出頭が必要」と強調
- 「確認のために身分証を提示してください」と指示
- 「手続き費用が必要」と言って金銭を要求
これらの流れはすべて詐欺グループによる誘導です。
どんなにそれらしく聞こえても、電話だけで指示された内容に
応じてはいけません。
犯人が使う危険な言葉
詐欺グループは「警察官」「検察官」などの肩書を使い、
公的機関を装って信用させようとします。
特に以下のような発言があった場合は危険信号です。
- 「広島県警の捜査課です」
- 「あなたが事件の関係者として登録されています」
- 「今すぐ出頭してください」
- 「身分証を写真で送ってください」
- 「安全のため、指定口座に振り込んでください」
このような電話はすべて詐欺です。
一切相手にせず、すぐに電話を切りましょう。
警察の正式な対応との違い
本物の警察は、事件関係者に対して正式な書面で通知を行います。
電話だけで出頭を命じたり、金銭の支払いを指示することは
一切ありません。
また、身分証の提示や銀行口座の情報提供を
電話で求めることも絶対にありません。
不審に思った場合は、相手が名乗った警察署ではなく、
自分で調べた公式の警察署番号に連絡して確認しましょう。
詐欺被害を防ぐためのポイント
犯人は不安を煽って判断力を奪う手口を使います。
冷静に対応することが被害防止の第一歩です。
- 電話の内容をすぐに信じない
- 個人情報を絶対に教えない
- 金銭を要求されたら即座に断る
- 通話を長引かせずすぐ切る
- 家族・知人・警察に相談する
特に一人暮らしの高齢者を狙ったケースが多いため、
家族が連携して注意喚起することも重要です。
もし情報を伝えてしまった場合
身分証や銀行口座情報を伝えてしまった場合は、
すぐに警察署または利用している金融機関に連絡しましょう。
また、全国の消費生活センター(局番なし188)でも
被害防止や相談を受け付けています。
一人で悩まず、早めの相談が被害を最小限に抑えます。
まとめ
07084008711【070-8400-8711】 からの電話は、
全国の県警や広島県警を名乗る詐欺電話 の可能性が非常に高いです。
本物の警察が電話で出頭を命じたり、金銭を要求することはありません。
不審な電話を受けたらすぐに通話を切り、
#9110(警察相談専用ダイヤル)または最寄りの警察署へ相談してください。
冷静な判断が、詐欺被害を防ぐ最も確実な方法です。

