07084814554【070-8481-4554】 から、
警視庁・各県警 を名乗る詐欺電話がかかってきた
という相談が全国で急増しています。
この電話は非常に巧妙で、
「捜査協力をお願いしたい」
「あなた名義の口座が事件に関係している」
「身分証明証を持参して出頭してください」
といった緊迫した言葉で不安をあおり、
最終的には金銭を振り込ませようとする
典型的な特殊詐欺の手口です。
公的機関を名乗ることで
相手を混乱させ、冷静な判断を奪い、
さらに威圧的な雰囲気をつくることで
従わせようとする手法が確認されており、
非常に危険性の高い詐欺電話です。
電話の主な手口
この番号からの電話は、
警察官を名乗る人物が
「捜査協力」「至急の出頭」など
重大な事態を装いながら話を進めます。
最初は丁寧で落ち着いた口調ですが、
通話を続けていくうちに
徐々に不安をあおる内容へと変化し、
相手が混乱したタイミングを見計らって
個人情報や金銭を要求してきます。
実際に多い誘導パターン
以下のような流れが多く報告されており、
一つでも当てはまれば詐欺の可能性が
極めて高いと考えてください。
- 「警視庁(または県警)の者だ」と名乗る
- 「あなたの口座が事件に利用された」と告げる
- 「本人確認のため出頭してください」と迫る
その後、
「調査のためあなたの口座を保全する」
「安全な口座に移す必要がある」
などと理由をつけ、
最終的に金銭を振り込ませるのが
この詐欺の目的です。
警察が電話で出頭を命じることはない
まず最も重要なのは、
警察が電話で突然
「出頭命令」「捜査協力」を
求めることは絶対にないという点です。
公的な出頭要請は必ず書面で行われ、
本人の同意もないまま
突然電話で命じられることはありません。
さらに、
電話越しに口座番号や
暗証番号を聞かれることも
絶対にありません。
これらが確認された時点で、
その電話は詐欺と断言できます。
典型的な詐欺の流れ
この番号からの詐欺電話は
以下のような手順で進むことが多く、
非常に体系化されています。
- 警視庁や県警を名乗り電話をかけてくる
- 「事件に関係している」と動揺させる
- 身分証を持参して出頭するよう要求する
- 本人確認と称して個人情報を聞き出す
- 「口座凍結が必要」と言い金銭を誘導する
この一連の流れに共通しているのは、
相手を焦らせ、冷静に判断させないことです。
見分けるポイント
この詐欺電話には
いくつかの共通した特徴があります。
出頭を急がせる
「今すぐ出頭しないと大変なことになる」
「本部にすぐ来てください」
など、緊急性を強調するのは
典型的な詐欺の話法です。
折り返しを禁止する
「こちらからかけ直すので
折り返しはしないでください」
といった説明をされたら要注意です。
正規の警察は
折り返しを禁止することはありません。
- 警察名を名乗るが身分確認を拒む
- すぐに出頭するよう急かす
- 口座保全を理由に金銭を要求する
これらが当てはまった場合、
電話を続ける必要はありません。
被害を防ぐための対処法
このような電話を受けても
冷静に対応することで
被害を未然に防ぐことができます。
- 不審に思ったらすぐ通話を切る
- 自分で警察署の公式番号へ電話する
- 絶対に個人情報や金銭を渡さない
必ず、
相手が名乗った所属先を
自分で調べた公式番号にかけなおし、
事実確認をしてください。
相談先と報告の重要性
不審な電話を受けた場合や
すでに個人情報を伝えてしまった場合は、
すぐに相談窓口へ連絡してください。
最寄りの警察署や
警察相談専用電話「#9110」で
状況を説明すれば、
必要な対応を案内してもらえます。
被害に遭ってしまった場合も
決して一人で抱え込まず、
速やかに通報することが重要です。
まとめ
07084814554【070-8481-4554】 からの電話は、
警視庁や各県警を名乗りながら
「捜査」「出頭」「事件への関与」など
威圧的な言葉で不安をあおり、
最終的に金銭を振り込ませることを目的とした
極めて悪質な詐欺電話です。
警察が電話で出頭を命じることはなく、
金銭を要求することも絶対にありません。
不審な電話を受けたら
すぐに通話を切り、
自分で公式番号に問い合わせて
事実確認をしてください。
焦らず冷静に対応することで、
詐欺被害は確実に防ぐことができます。

