07083108643【070-8310-8643】 からかかってくる、
全国の警察(警視庁・府県警)を名乗る詐欺電話が多数報告されています。
この電話は、捜査協力を名目にして
「あなたの名義で犯罪が起きている」
「被害者が出ているため確認が必要」
などと不安を煽り、
最終的に 免許証番号・クレジットカード情報 など
重要な個人情報を聞き出そうとする極めて悪質な手口です。
正規の警察が電話だけで個人情報を要求することは絶対にありません。
この番号からの着信は、すぐに切断し、無視してください。
この電話の典型的な名乗り方
発信者は最初に「警視庁捜査課」「〇〇県警生活安全部」などと名乗り、
公的機関からの正式な連絡であるかのように信じ込ませようとします。
その後、不安を煽るように次のような内容を伝えてきます。
- 「あなたの名義で口座が悪用されています」
- 「犯罪に使われた免許証の確認が必要です」
- 「安全のためカード情報を照合します」
- 「警察署に出頭してください。その前に本人確認をします」
- 「このままだと身柄拘束になります」
これらの発言はすべて嘘であり、心理的に追い込むための常套句です。
実際に報告されている詐欺の流れ
この番号からの電話では、以下のようなパターンが繰り返し確認されています。
- 「警視庁(県警)」と名乗って電話がかかってくる
- 「犯罪にあなたの名義が使われている」と告げる
- 動揺した相手に対し「本人確認が必要」と説明する
- 免許証番号・生年月日・クレジットカード情報を聞き出す
- 最終的に不正利用や金銭詐取につなげる
特に、免許証情報(番号・住所・氏名)と
クレジットカード番号の両方を狙ってくるのが特徴です。
警察を名乗る詐欺の見分け方
本物の警察と詐欺電話の違いは、以下のポイントで判断できます。
- 警察が電話だけで個人情報を照会することはない
- 捜査協力名目でカード番号を聞くことは絶対にない
- 出頭を求める場合でも、突然電話一本で指示しない
- 言葉で急がせる・脅す行為は警察ではありえない
- 非通知や携帯番号から警察が直接電話することはほぼない
ひとつでも不自然な点があれば、詐欺であると断定して問題ありません。
会話中に出てくる危険な要求
犯人が狙うのは、あなたの個人情報と金銭です。
特に次のような要求が出た場合はすぐに通話を切ってください。
- 免許証の番号・有効期限の確認
- クレジットカード番号・セキュリティコードの照会
- 銀行口座の残高確認
- 「安全のため資産を移動してください」という指示
- LINE・PayPay・暗号資産などでの送金指示
これらは、すべて特殊詐欺の典型パターンです。
被害を防ぐための対策
少しでも怪しいと感じたら行うべき対策は以下の通りです。
- その場で個人情報を一切伝えない
- 「警察署名+問い合わせ窓口」を自分で検索して確認する
- 不審電話は録音し、家族と情報を共有する
- スマホで番号を着信拒否に登録する
- 不安な場合は自治体の消費生活センターへ相談する
特に「自分で検索した正規番号にかけ直して確認する」
この一点だけで被害のほとんどは防ぐことができます。
家族・高齢者への注意喚起も重要
この手口は、在宅時間の長い高齢者を狙うことが多く、
「警察」や「捜査」という単語を出すことで、
思考力を奪い、強引に情報を聞き出すよう設計されています。
家族間で次のルールを共有することが効果的です。
- 知らない番号には出ない
- 警察を名乗る電話はほぼ詐欺だと疑う
- 個人情報は絶対に教えない
- 不審な電話は家族にすぐ相談する
特に一人暮らしの高齢者は、
詐欺グループの格好のターゲットにされやすいため注意が必要です。
まとめ
07083108643【070-8310-8643】 からの電話は、
警察を名乗って免許証情報やクレジットカード情報を
聞き取ろうとする悪質な特殊詐欺です。
警察は電話で個人情報を要求したり、
カード番号を照会することは絶対にありません。
不審な電話は相手にせず、すぐに着信拒否を行い、
不安がある場合は正規の警察署に自分で連絡して確認してください。
少しでも違和感を覚えたら、それは詐欺のサインです。
冷静に対処し、被害を防ぎましょう。

