はじめに
05031173636【050-3117-3636】
DDリサーチセンター
と名乗る電話は、「政府の予算案に関する
事業者向けのアンケート調査」と称して
自動音声で発信される不審な電話です。
内容は「予算政府案の対象となる事業者への
補助制度について」などと案内され、
アンケート回答を求める形式ですが、
実際には補助金案内を装った営業や情報収集の
可能性が指摘されています。
本記事では、この番号の電話の特徴と
危険性、見分け方、そして安全な対処法を
わかりやすく解説します。
05031173636からの電話の特徴
自動音声で「政府関連のアンケート」と案内
電話を受けると自動音声が流れ、
「こちらはDDリサーチセンターです」
「予算政府案に関する事業者調査を行っています」
といった内容が再生されます。
公的機関を思わせる表現を用いて、
相手に信頼感を持たせようとするのが特徴です。
アンケートと称して事業情報を聞き出す
自動音声の後半では、
「事業の規模を選択してください」
「補助金や助成金に関心はありますか」
といった選択を求められることがあります。
回答内容によって、後日別の営業担当から
連絡が入るケースが多く報告されています。
実在する政府機関や調査会社ではない
「DDリサーチセンター」という名称は
公的な調査機関ではなく、
企業名としての登録も確認されていません。
そのため、実在を装った民間業者が
マーケティングや営業活動の一環として
架電している可能性が高いと考えられます。
自動音声の典型的な流れ
- 「こちらはDDリサーチセンターです」と名乗る
- 「予算政府案に関するアンケート調査をしています」と案内
- 「事業者の方は番号を押してください」と促す
- 事業内容や補助制度への関心を質問
- 回答後に営業担当から連絡が入る
このような流れで事業情報を収集し、
営業先のリストを作成しているとみられます。
注意すべきポイント
政府や自治体の調査を装っている
実際の政府系調査では、無作為な電話で
事業情報を聞くことはありません。
「政府」「予算案」「補助対象」といった言葉を
強調する電話は、民間の営業であると
考えるのが安全です。
番号入力やボタン操作はしない
自動音声で「番号を押してください」と
案内されても、絶対に操作しないでください。
ボタン操作により個人や事業者情報が
特定される場合があります。
折り返しや応答をしない
この番号に折り返すと、
さらに営業勧誘や情報確認の電話が
かかってくる可能性があります。
- 自動音声に反応しない
- 番号入力をしない
- 電話をすぐに切る
- 不審な場合は着信拒否設定をする
- 内容を家族や同僚に共有する
もし情報を伝えてしまったら
会社名や担当者名を伝えてしまった場合でも、
金銭的被害の危険は少ないですが、
その後に営業電話が増える可能性があります。
すぐに該当番号を着信拒否し、
今後同様の電話には応答しないようにしましょう。
相談・報告先
不審な調査電話や営業目的の自動音声については、
消費者ホットライン（188）や
総務省の「迷惑電話相談センター」へ
報告することが推奨されています。
また、事業者の場合は各地の商工会議所や
中小企業支援窓口へ相談するのも有効です。
まとめ
05031173636【050-3117-3636】
からの電話は、
DDリサーチセンター
を名乗る自動音声によるアンケート型の
不審電話です。
「政府の予算案」「補助制度」などの言葉を
使って信頼させ、事業情報を取得する目的で
発信されている可能性があります。
政府や自治体が自動音声で事業情報を
確認することはありません。
不審に思ったらすぐに電話を切り、
着信拒否設定を行うのが安全です。
