07085174437【070-8517-4437】 から
警視庁や福岡県警 を名乗る
詐欺電話が報告されています。
この電話は、「捜査協力」「出頭要請」などの名目で、
受信者に強い不安を与え、最終的に金銭や個人情報を
だまし取ろうとする悪質な手口です。
実際の警察が、電話だけで突然出頭を指示したり、
金銭を要求したりすることは絶対にありません。
この電話の主な特徴
この番号からの電話では、発信者が「警視庁の刑事課」や
「福岡県警の担当官」を名乗り、
「あなたの名義が事件に関与しています」
「至急、身分証を持って出頭してください」
などと伝えます。
最初は冷静な話し方ですが、話が進むにつれて口調が厳しくなり、
「協力しないと逮捕状が出る」「裁判所に通知がいく」などと
脅すような言葉を使って相手を追い込みます。
そして最後には、「手続き費用」や「保証金」などの名目で
金銭を振り込ませようとするのが典型的な流れです。
実際の会話の流れ例
- 「警視庁(または福岡県警)の〇〇です」と名乗る
- 「あなたの口座が事件に関与しています」と告げる
- 「身分証を持って出頭してください」と要求する
- 「今すぐ確認のため、個人情報を教えてください」と指示
- 「逮捕を回避するためには手続きが必要」と言い金銭を要求
このような流れに共通するのは、「不安を与えて即行動させる」
という心理的な圧力です。
冷静に考えれば不自然な要求であっても、
「警察」という言葉に動揺してしまい、
言われるままに対応してしまう人が少なくありません。
犯人がよく使う危険なフレーズ
- 「あなたの名義が事件に使われています」
- 「至急出頭してください」
- 「このままだと逮捕状が出ます」
- 「裁判所に報告が必要です」
- 「協力しないと大変なことになります」
これらの言葉は、いずれも強い不安を与えて判断を鈍らせ、
相手を従わせるための常套句です。
本物の警察はどう対応するのか
本物の警察は、電話だけで出頭を求めたり、
金銭を請求することは一切ありません。
捜査や事情聴取が必要な場合は、必ず書面や正式な手続きを経て、
直接訪問または通知書を送付します。
電話で「今すぐ」「出頭」「振込」などと急かすような連絡は、
すべて詐欺と考えて間違いありません。
不審な電話を受けたときの対処法
不安を感じても、相手の言葉に従わず、
すぐに通話を切ることが最も大切です。
その後、自分で警察署の公式番号を調べて、
実際にそのような指示があったのかを確認してください。
- 電話をすぐに切る
- 折り返し電話はしない
- 個人情報や口座番号を伝えない
- 警察署へ自分で公式番号から確認
- 着信履歴を残して警察に相談
また、「#9110(警察相談専用ダイヤル)」や
「消費者ホットライン(188)」も、
詐欺被害や不審電話の相談窓口として利用できます。
被害を防ぐために
このような電話は、高齢者や一人暮らしの方を中心に
繰り返しターゲットにしています。
家族や知人とも情報を共有し、
「警察を名乗る電話には応じない」
「不安を感じたらすぐ相談する」
というルールを徹底することが大切です。
- 知らない番号からの電話には出ない
- 出ても、警察関連の話ならすぐ切る
- 家族と情報を共有しておく
- 同じ番号は着信拒否に設定
- 周囲にも注意喚起を広げる
もし情報を伝えてしまった場合
すでに個人情報や口座情報を伝えてしまった場合は、
すぐに警察と金融機関に連絡してください。
口座の一時停止やパスワード変更など、
早期の対応が被害を防ぐ決め手となります。
また、詐欺グループは同じ情報をもとに
何度も別の名義で連絡してくることがあるため、
同番号からの着信はブロック設定しておくことをおすすめします。
まとめ
07085174437【070-8517-4437】 からの電話は、
警視庁や福岡県警を名乗り、出頭を装って金銭を要求する
極めて悪質な詐欺電話である可能性が非常に高いです。
本物の警察は、電話だけで出頭や振込を求めることはありません。
不安を感じたら、すぐに通話を切り、
自分で警察署の公式番号を調べて確認してください。
迷ったときは、ためらわず #9110 に相談して、
被害を未然に防ぎましょう。

