07089663112【070-8966-3112】 から、
警視庁捜査二課・全国の県警を名乗る詐欺グループ
による悪質な電話被害が多数報告されています。
電話では
「あなたの口座が事件に使われています」
「重要参考人として至急出頭が必要です」
といった緊迫した言葉で不安をあおり、
最終的には金銭の振込や
キャッシュカードの提供を
要求する典型的な詐欺手口が
確認されています。
実在する警察組織の名前を使うため
本物の捜査だと誤解しやすく、
被害が後を絶ちません。
この電話の概要
発信者は
「警視庁捜査二課の××です」
「〇〇県警の捜査担当です」
などと名乗り、
あなたの名前や口座が
事件に関係しているかのように
説明を始めます。
本物の捜査であるように見せかけ、
「出頭が必要」
「身分証を持参して確認する」
などと指示してきますが、
すべて嘘であり、
金銭を騙し取ることが目的です。
警察を名乗るが実在の捜査とは無関係
この電話の最大の特徴は、
公的機関を装う点です。
しかし実際には
警察が電話だけで
出頭を命じることはなく、
「今すぐ」や「至急」などと
急かすことも絶対にありません。
説明の内容が曖昧だったり、
声が若い、雑音が多いなど
不自然な点があるケースも
多数報告されています。
詐欺の典型的な流れ
この番号からの詐欺電話は
一定のパターンが確認されており、
少しでも一致すれば
非常に危険です。
- 「警視庁捜査二課」などと名乗る
- 「口座が事件に利用された」と告げる
- 「身分証を持って出頭せよ」と急かす
- 本人確認と称して個人情報を聞き出す
- 最終的に金銭振込やカード提出を要求
この流れに乗ってしまうと
大切な個人情報が盗られたり、
金銭を騙し取られる危険が
極めて高くなります。
なぜ出頭指示が危険なのか
「出頭してください」と言われると
本物の捜査だと感じやすく、
精神的に冷静さを失いがちです。
しかし警察は
電話のみで出頭を指示したり、
個人情報を聞き出すことは
絶対にありません。
出頭については
必ず書面・正式通知で
連絡が行われます。
電話でのやり取りだけで
出頭を求めてくる時点で
完全に詐欺だと判断できます。
よくある詐欺トーク
報告されている会話例には
次のようなものがあります。
- 「口座が事件に使われています」
- 「あなたの身分を確認する必要があります」
- 「今から警察の者が向かいます」
- 「操作協力として一時的にお金が必要です」
- 「担当部署につなぎますので電話を切らないで」
電話を切らせず、
こちらが冷静に調べられないよう
誘導されるのが特徴です。
この電話が危険な理由
・警察名を名乗る
・緊迫した口調
・個人情報の要求
・金銭の指示
これらがひとつでも当てはまれば
詐欺の可能性が極めて高いです。
特に
「出頭」を口実にする手口は
被害者を焦らせて
判断力を奪う目的があります。
電話がかかってきた際の対処法
不審な電話だと感じたら
落ち着いて次の手順を
実行してください。
- まずその場で通話を切る
- 絶対に個人情報を伝えない
- 警察署へ自分で調べた公式番号から確認
警察が本当に関わっている場合は
公式番号にかければ
すぐに確認できます。
相手が伝えた番号に折り返すのは
非常に危険です。
特にやってはいけないこと
次の行動は絶対に避けてください。
- 通話を続けながら操作をする
- 銀行口座の番号を伝える
- キャッシュカードを渡す
- 指示された番号へ折り返す
これらはすべて
詐欺グループが狙っている行動です。
家族への注意喚起が重要
この手口は特に
高齢者や一人暮らしの方が
狙われやすい傾向があります。
家族で話し合い、
「不審な電話はすぐ共有する」
というルールを作っておくことが
被害防止につながります。
すでに情報を伝えてしまった場合
もし個人情報を伝えてしまったり、
金銭に関する話まで進んだ場合は
すぐに以下の対応をしてください。
- 最寄りの警察署に相談する
- 金融機関へ連絡し口座保護を依頼
- キャッシュカードの停止手続きを行う
時間が経つほど
被害額が大きくなる可能性があります。
まとめ
07089663112【070-8966-3112】 からの電話は、
警視庁捜査二課や県警を名乗る
極めて悪質な詐欺電話です。
「口座が事件に使われている」
「至急出頭が必要」
などの言葉はすべて嘘であり、
金銭や個人情報を奪うことが
目的となっています。
不審だと感じたら
必ず通話を切り、
自分で調べた公式番号へ
確認することが最も安全です。
迷ったときは
#9110(警察相談ダイヤル)や
最寄りの警察署へ相談し、
被害を未然に防いでください。

