07089091889【070-8909-1889】
からの電話は、
警視庁や全国の県警 を名乗り、
「捜査協力」という名目で
出頭要請をしてくる詐欺電話として
多数の報告が寄せられています。
本物の警察ではないにもかかわらず、
あたかも公的機関からの緊急連絡であるかの
ように装い、受信者を不安にさせて
行動を促そうとする悪質な手口です。
突然の電話で刑事事件に関係していると
告げられると、多くの人が驚き、
冷静さを欠いてしまいがちです。
この心理を悪用して、個人情報や資産情報を
引き出すことを目的とした詐欺行為が
確認されています。
この電話の典型的な手口
捜査中であると説明し、
「あなたの名義が犯罪に利用された可能性がある」
「調査のために出頭が必要です」
などと告げて不安をあおります。
その後、指定の場所へ出向くよう指示したり、
出頭前の確認と称して、住所や生年月日、
口座情報を聞き出そうとする場合もあります。
正規の警察であれば、突然電話だけで
出頭を命じることはありません。
本件は、警察という肩書きを使い
権威に訴えることで、相手を従わせようとする
典型的な詐欺の一種です。
よく使われる詐欺フレーズ
「あなたが関係している事件があります」
「至急、捜査に協力してほしい」
「指示に従って警察署へ出頭してください」
これらは共通して緊迫感を与え、相手を急がせ
判断力を奪うための言い回しです。
警察が出頭要請を行う場合、必ず書面通知や
正式な呼び出し手続きが行われます。
電話一本で重大な捜査協力を求めることは
あり得ません。
被害につながる可能性
この手口は、最終的に金融情報や身元情報を
詐取するケースが多く確認されています。
例えば、
「本人確認のためキャッシュカード番号を教えて」
「銀行口座を確認する必要がある」
などと誘導し、情報を盗み取ります。
さらに悪質なケースでは、
出頭という名目で人気の少ない場所へ誘導し、
金銭を脅し取る可能性すらあります。
このような手口は、
社会問題としても重大性が高く、
行政機関や警察も注意喚起を行っています。
被害を防ぐためのポイント
詐欺電話であると気づくためには、
冷静に状況を判断することが重要です。
どれだけ丁寧で公的な雰囲気を装っていても、
指示に従う前に一度確認する癖をつけましょう。
以下の点を守ることで
被害リスクを大幅に軽減できます。
- その場で個人情報を絶対に答えない
- 出頭指示は無視し、電話を切る
- 気になった場合は自分で警察署へ連絡する
「警察を名乗る電話」自体が強い不審点です。
不安が残る場合でも、
相手の言葉をそのまま信じず、
必ず自分で公式窓口に相談してください。
実際の警察対応との違い
警察が事情聴取や手続きを行う場合は、
必ず書面や正式な手続きを踏んで連絡します。
電話だけで出頭を要請すること、
ましてや個人情報を尋ねることは
絶対にありません。
警察相談専用ダイヤル「#9110」で
確認することもできます。
万一「今すぐ来い」と言われても、
それに従う必要はまったくありません。
まとめ
070-8909-1889からの電話は、
警察を名乗り「捜査協力」や「出頭要請」を
口実にした悪質な詐欺行為です。
突然の連絡に驚いても、
決して慌てず、相手の指示に従わず、
冷静に対処してください。
電話を切り、必要に応じて
公式機関へ相談することで、
被害を未然に防ぐことができます。
相手は巧妙に人の不安を利用します。
警察を名乗る電話が来たときは、
まず「詐欺かもしれない」と疑いましょう。
正しい知識と冷静な対応が、
あなた自身と大切な情報を守る
最も確実な手段です。

