08000192290【0800-019-2290】 から
警視庁や新潟県警 を名乗る詐欺電話が
全国的に報告されています。
この電話は、「捜査協力」「出頭要請」などと称し、
受信者に強い不安を与え、金銭や個人情報を
だまし取ろうとする極めて悪質な手口です。
実際の警察が電話で突然出頭を求めたり、
金銭を要求することは絶対にありません。
この電話の概要
この番号からの着信では、発信者が「警視庁」や
「新潟県警の刑事課」を名乗り、
「あなたの名義が犯罪に使われています」
「身分証を持って出頭してください」などと伝え、
相手を混乱させるような話し方で信じ込ませます。
一見すると丁寧な言葉遣いで、警察職員らしく
振る舞うことが多く、会話の途中から
「調査のため」「確認手続きとして」などの理由で
個人情報を聞き出したり、金銭を振り込ませようとします。
電話の最終目的は、あくまで「金銭の詐取」です。
電話の典型的な流れ
- 「警視庁(または新潟県警)の〇〇です」と名乗る
- 「あなたの名義が事件に関与しています」と告げる
- 「身分証を持って出頭してください」と要求する
- 「確認のため口座情報を教えてください」と指示
- 「手続き費用が必要」と言い金銭を要求する
このように、最初は穏やかに話しながら、
途中から一気に緊迫した口調に変わるのが特徴です。
多くの被害者が「本当に警察かもしれない」と思い、
焦ってしまうよう巧みに仕組まれています。
よく使われる危険なフレーズ
- 「あなたの名義が事件に使われています」
- 「至急出頭して説明してください」
- 「裁判所への提出が必要です」
- 「協力しないと逮捕状が出ます」
- 「今すぐ手続き費用を振り込んでください」
これらのフレーズは、相手を恐怖や不安に陥れ、
判断力を奪うための典型的な詐欺の常套句です。
もしこのような言葉を聞いたら、
相手の言うことを一切信じず、
すぐに通話を終了してください。
本物の警察は電話で出頭を求めない
警察が正式に出頭を求める場合は、
必ず書面による通知か、直接の訪問で行われます。
電話のみで出頭や金銭を指示することは絶対にありません。
また、個人情報や銀行口座番号を電話で尋ねることもありません。
「身分証を持ってきて」「至急出頭してください」と言われても、
その場で行動せずに冷静に対応することが重要です。
不審電話を受けたときの対処法
詐欺電話だと感じたら、すぐに通話を切り、
相手の言葉に反応しないようにしましょう。
犯人は会話を続けることで心理的に追い込み、
指示に従わせようとします。
- 話を聞かずすぐに通話を切る
- 折り返し電話は絶対にしない
- 個人情報や口座番号を言わない
- 警察署の公式番号に自分で確認する
- 着信履歴を残して相談する
また、「#9110(警察相談専用ダイヤル)」や
「消費者ホットライン(188)」では、
不審電話の相談を受け付けています。
少しでもおかしいと感じたら、
ためらわず相談することが被害防止につながります。
被害を防ぐための心構え
このような詐欺は、特に高齢者や一人暮らしの人を
狙って繰り返し行われています。
家族や友人同士で、日頃から
「警察を名乗る電話には注意」
「お金の話が出たらすぐに切る」
といったルールを共有しておくと安心です。
- 知らない番号には出ない
- 出ても警察関連ならすぐ切る
- 家族に相談して冷静に判断する
- 同じ番号は着信拒否に登録
- 周囲にも情報共有して注意喚起
もし情報を伝えてしまった場合
万が一、個人情報や銀行口座情報を
相手に伝えてしまった場合は、
すぐに警察と金融機関に連絡してください。
口座の停止やパスワード変更など、
早急な対応が被害を最小限に抑えます。
また、同じ番号や別の名義で再度電話が来る
可能性もあるため、迷わずブロック設定を行いましょう。
まとめ
08000192290【0800-019-2290】 からの電話は、
警視庁や新潟県警を名乗り、出頭を装って
金銭をだまし取る極めて悪質な詐欺電話です。
本物の警察は、電話で出頭や振込を求めることはありません。
不安を感じたら、通話をすぐに切り、
自分で警察署の公式番号を調べて確認しましょう。
迷ったときは #9110 に相談し、
被害を未然に防ぐことが最も大切です。

