08018886425【080-1888-6425】 から
警視庁や全国の県警を名乗る
出頭要請型の詐欺電話 が報告されています。
この電話は、「あなたの名前が捜査に挙がっている」
「出頭命令が出ている」「至急対応しないと逮捕状が発行される」
などと告げ、不安を煽ったうえで金銭を要求するという
非常に悪質な手口です。
本物の警察が電話だけで出頭や金銭の支払いを
求めることは絶対にありません。
このような電話を受けた場合は、
決して相手の指示に従わず、すぐに通話を切ってください。
電話の内容と手口の特徴
この番号からの電話は、発信者が
「警視庁捜査二課の○○です」「県警本部の△△と申します」
などと名乗るケースが多く見られます。
会話の冒頭で「あなたの口座が犯罪に使われた」
「重要参考人として名前が挙がっている」などと説明し、
信頼させようとします。
そして「身の潔白を証明するために口座を確認したい」
「安全のために資金を一時的に移動してください」
などと話を進め、金銭や個人情報を詐取しようとします。
- 「警視庁」「県警本部」などと名乗る
- 「出頭命令」「逮捕状」などの言葉で脅す
- 「口座を確認したい」と金銭情報を聞く
- 「至急対応してください」と焦らせる
- 送金や振込を指示する
このような発言があれば、すぐに詐欺を疑ってください。
詐欺犯が使う典型的なフレーズ
詐欺犯は、警察や公的機関を装い、
もっともらしい言葉で安心感を与えようとします。
以下のような言葉が出たら注意が必要です。
- 「あなたの個人情報が漏えいしています」
- 「至急、確認手続きを行ってください」
- 「安全のため、資金を保護口座に移します」
- 「金融庁と連携して対応しています」
- 「この通話は録音されています」
これらの言葉に信憑性を感じても、
電話で金銭や口座情報を要求すること自体が不自然です。
警察官がこのような指示を出すことは決してありません。
警察を名乗る詐欺を見分けるポイント
本物の警察は、電話でいきなり出頭命令を出したり、
個人情報を聞き出すことはありません。
また、金銭に関する指示を出すこともあり得ません。
詐欺電話の多くは、
「至急対応してください」「今すぐでないと間に合いません」
といった焦らせる言葉を多用します。
一度落ち着き、すぐに対応しないことが大切です。
相手が本物かどうか確認したい場合は、
自分で警察署の公式番号を調べて電話をかけ直しましょう。
決して相手が教えた番号にかけてはいけません。
不審電話を受けたときの対応方法
このような電話を受けた場合は、
まず通話をすぐに切ることが最も重要です。
犯人はできるだけ長く会話を続け、
混乱させようとするため、話を続けてはいけません。
- 相手の話を最後まで聞かずに通話を終了する
- 個人情報や口座番号を絶対に伝えない
- 金銭要求は100%詐欺と判断する
- 家族や友人に内容を相談する
- #9110(警察相談専用ダイヤル)へ通報する
また、可能であれば発信番号や通話内容を
メモや録音で残しておくと、警察への通報時に役立ちます。
万が一、情報を伝えてしまったら
もし、個人情報や口座情報を教えてしまった場合は、
すぐに金融機関と警察へ連絡してください。
また、消費生活センター(局番なし188)へも
相談することで、今後の対応を指導してもらえます。
- 金融機関に連絡して口座を凍結する
- 最寄りの警察署へ被害届を出す
- 消費生活センターに相談する
- 通話記録・着信履歴を保存する
- 家族や知人に事情を共有する
早期の対応が、被害を最小限に抑える最も効果的な手段です。
被害を防ぐための心得
詐欺電話は、高齢者や一人暮らしの方を中心に
全国で多発しています。
このような犯罪に巻き込まれないためには、
普段から「知らない番号には出ない」
「不審な電話はすぐ切る」といった意識を持つことが重要です。
さらに、スマートフォンや固定電話で
迷惑電話対策機能を活用することで、
詐欺被害を大幅に減らすことができます。
不審な電話番号を検索し、事前に情報を把握するのも有効です。
まとめ
08018886425【080-1888-6425】 からの電話は、
警視庁や全国の県警を名乗り、
出頭要請や金銭を要求する詐欺電話 です。
本物の警察が電話一本で金銭や出頭を求めることは
絶対にありません。
もしこのような電話を受けた場合は、
相手の話を信じず、すぐに通話を切り、
#9110 または最寄りの警察署へ相談してください。
冷静な対応が、あなたの身を守る最善の方法です。

