08019710644【080-1971-0644】 から
警視庁や全国の県警 を名乗る
出頭要請詐欺電話が多数報告されています。
この電話は「あなたが事件に関係している」
「出頭命令が出ています」などと脅しをかけ、
不安をあおって金銭や個人情報をだまし取る
悪質な詐欺です。
実際の警察が電話で出頭を命じたり、
金銭を要求することは絶対にありません。
電話の内容と主な特徴
この番号からの電話では、
「警視庁捜査一課の◯◯です」
「あなたの口座が犯罪に使われています」
「至急確認が必要です」などと告げ、
権威的な態度で信用させようとします。
発信者は冷静で落ち着いた口調を装い、
本物の捜査員のように振る舞うのが特徴です。
さらに、「事件の処理を進めるため」
「供託金を納めれば逮捕を回避できる」などと
金銭を支払わせようと誘導してきます。
- 「あなたの名義で不正がありました」
- 「出頭命令が出ています」
- 「供託金を納めれば解決します」
- 「個人情報を確認させてください」
- 「すぐに指定口座に振り込んでください」
このような発言があれば、
すぐに通話を切り、一切応じないようにしてください。
犯人の手口と心理的な狙い
犯人は「警察」という権威を利用し、
相手を恐怖や混乱に陥れて判断力を奪います。
特に高齢者や一人暮らしの方を狙い、
「逮捕される」「身に覚えのない犯罪」など
不安をあおる言葉で心理的に追い込みます。
詐欺の典型的な流れは以下の通りです。
- 「警視庁(県警)の◯◯です」と名乗る
- 「あなたが関係する事件が発生しました」と告げる
- 「身元確認のために個人情報を教えてください」と要求
- 「すぐに手続きしないと逮捕されます」と脅す
- 「供託金を振り込めば解決します」と誘導
この時点で一度でも個人情報を伝えると、
さらに別の詐欺グループに情報が転売される恐れがあります。
警察が電話で行わないこと
本物の警察は、電話だけで出頭や金銭を求めることはありません。
正式な出頭要請は必ず「書面」で通知され、
口座振込や現金送付などの案内をすることも絶対にありません。
「逮捕を回避できる」「供託金を預かる」などの
言葉が出た時点で詐欺と判断してください。
このような電話を受けた時の対応
電話を受けた際は、相手の話を信じず、
冷静に通話を終了してください。
折り返し連絡を求められても、
絶対にかけ直してはいけません。
自分で警察署の公式番号を調べ、
実際にそのような連絡があったか確認することが大切です。
- 通話をすぐに切る
- 個人情報を一切伝えない
- 指定口座への振込要求には応じない
- 公式の警察署へ直接確認する
- 番号を着信拒否に登録する
また、家族や職場の仲間にも注意を呼びかけ、
同様の電話があった場合に備えておきましょう。
すでに個人情報を伝えてしまった場合
もし氏名、住所、銀行口座番号などを
すでに教えてしまった場合は、
ただちに最寄りの警察署と利用銀行へ連絡してください。
また、被害が疑われる場合は
消費生活センター(局番なし188)に相談することも可能です。
被害を最小限に抑えるには、
早期の通報と情報共有が何より重要です。
詐欺被害を防ぐためのポイント
このような電話は、特に高齢者を狙う傾向があります。
家族間で「警察を名乗る電話は一度切る」
「金銭の話が出たら即相談する」など、
明確なルールを決めておくと被害防止につながります。
また、スマートフォンや固定電話の
迷惑電話防止機能を利用し、
不審な番号からの着信をブロックしましょう。
まとめ
08019710644【080-1971-0644】 からの電話は、
警視庁や全国の県警などを名乗る詐欺電話 です。
「出頭命令」「捜査協力」「逮捕状が出ている」などの
言葉を使い、不安をあおって金銭を要求します。
警察は電話で出頭や金銭を求めることは一切ありません。
不審な電話を受けたらすぐに通話を切り、
警察相談専用ダイヤル「#9110」や
最寄りの警察署に相談して、被害を防ぎましょう。

