08020591059【080-2059-1059】は「光熱費高騰対策センター」を名乗る自動音声アンケート電話
電話番号08020591059【080-2059-1059】から、 「光熱費高騰対策センターです。光熱費に関するアンケートを行っております」 という自動音声が流れる電話が全国的に報告されています。
一見すると公的な調査のような印象を受けますが、
実際には「光熱費高騰対策センター」という団体の実態は確認されていません。
SNSや口コミサイトでは、
「どこの会社かわからない」「自動音声で怪しい」との声が多く、
発信元が不明な迷惑電話の一種として注意が呼びかけられています。
まずは結論！この電話には出なくても問題なし
「光熱費高騰対策センター」という名称から、 国や自治体の取り組みのように感じる方も多いですが、 この電話は公的機関とは無関係です。
出る必要はなく、以下の理由からすぐに切断・着信拒否が推奨されます。
- 団体の公式情報・所在地・代表者名が不明
- 自動音声による一方的なアンケート形式
- 回答内容が営業勧誘に転用される可能性
実際に「アンケートに答えたら、後日リフォーム営業の電話が来た」
という口コミも見られます。
この電話の正体とは？08020591059を徹底分析
携帯番号からの発信は公的調査ではない
公的機関が調査を行う場合、 発信元には固定電話番号（03や0570など）が使われます。
しかしこの番号は080の携帯番号。
つまり、個人・民間業者が自動発信システムを使用している可能性が高いです。
「光熱費高騰対策センター」は実在しない？
この名称をインターネットで検索しても、 公式サイトや法人登録情報は見つかりません。
過去にも「光熱費対策センター」「電気代調査センター」など、
類似名を名乗る自動音声アンケートが多数報告されており、
信頼できる団体名ではないと考えられます。
内容は「アンケート形式」を装った営業導入トーク
多くの報告では、以下のような音声が流れるようです。
「光熱費に関するアンケートを行っております。
1分程度で終わりますので、ご協力をお願いいたします。」
一見アンケートですが、
回答結果を元に「太陽光発電」「蓄電池」「電力切替」などの
営業電話へつなぐ手口が確認されています。
発信は自動音声システム（オートコール）
この電話は、人間が直接かけているのではなく、 コンピュータによる自動発信システム（オートコール）によるものです。
無作為に電話番号をリスト化して発信しており、
多い人では一日に複数回かかってくるケースもあります。
実際に電話に出た人の口コミ・体験談
ネットやSNS上での声をまとめると
実際にこの番号に出た人の口コミには、以下のような内容が見られます。
- 「光熱費のアンケートですという自動音声。どこの会社か名乗らない」
- 「平日の夜や土日にかかってきた。出たらすぐに音声が流れた」
- 「1分と言いつつ長く続きそうだったので途中で切った」
これらの声からも、信頼性のある調査とは言い難いことが分かります。
高齢者への発信も多く報告
特に固定電話や高齢者の携帯電話にかかるケースが目立ち、 「親が出て答えそうになっていた」「しつこく再発信があった」といった 被害寸前の声も確認されています。
家族のスマホ・固定電話にも注意が必要です。
なぜ今「光熱費」関連のアンケートが増えているのか？
光熱費高騰を口実にした営業が急増
電気・ガス料金の値上げを背景に、 「電気代削減」「補助金案内」「節電サポート」などを名乗る業者が増えています。
その入口として「アンケート形式」を利用する手口が一般化しています。
公的機関を装って安心感を与える手法
「センター」「対策」という言葉を使うことで、 行政や公共団体のような印象を与え、 電話に出やすくさせるのが典型的なパターンです。
しかし実際には民間業者または不明な発信源による営業の一環です。
情報収集や営業リスト化の目的も
アンケートで「持ち家か」「光熱費はいくらか」などを答えると、 その情報が営業リストに登録され、 別の業者から電話が来ることがあります。
これは典型的な「情報収集型アンケート商法」です。
出てしまった場合の対処法
最初に取るべき3つの行動
電話に出てしまった場合は、以下の行動を心がけましょう。
- 何も答えずにすぐ切る
- 番号を着信拒否に登録する
- 通話記録を残しておく
絶対にやってはいけない対応
自動音声の指示に従って「1を押してください」などの操作を行うと、 有効な番号として登録され、営業電話が増える恐れがあります。
また、折り返し電話も危険です。
相手の実態が分からないため、発信側の情報を与えないようにしましょう。
スマホでの着信拒否設定
iPhoneの場合
着信履歴 →「i」マーク →「この発信者を着信拒否」
Androidの場合
通話アプリ → 番号の詳細 →「ブロックまたはスパムとして報告」
不安な場合は公的機関に相談
以下の公的窓口では、同様の電話に関する相談を受け付けています。
- 消費者ホットライン（局番なし #188）
- 警察相談専用ダイヤル（#9110）
- 携帯キャリア各社の迷惑電話相談窓口
迷惑電話を防ぐ設定とアプリ対策
スマホ設定で防止する
・iPhone：「不明な発信者を消音」をONに ・Android：「スパム通話をブロック」をONに
無料の迷惑電話対策アプリ
- Whoscall（フーズコール）
- 電話帳ナビ
- 迷惑電話ブロック（NTTドコモ公式）
固定電話の対策
・「ナンバー・ディスプレイ」の利用 ・「迷惑電話おことわりサービス」導入 ・録音機能付き電話機で抑止効果
被害が不安な場合の相談先
公的機関への相談
「光熱費アンケートを装う電話がしつこい」と感じたら、 消費生活センターや警察へ相談しましょう。
携帯キャリアへの報告
ドコモ・au・ソフトバンク各社は、 迷惑電話の通報機能を提供しています。
通報時に記録しておくと良い情報
・着信日時 ・発信番号（080-2059-1059） ・音声の内容や特徴
光熱費アンケートを装う電話の注意点
営業電話が増えるリスク
一度でも反応すると「応答率が高い番号」として記録され、 他業者からの勧誘が増えるケースがあります。
回答内容が営業利用される危険
「電気代」「居住形態」などの情報が、 営業資料として再利用される恐れもあります。
家庭や仕事の時間を妨げる迷惑行為
夜間や休日にもかかるため、 ストレスを感じる人が増えています。
知らない番号からの電話対応ルール5原則
①知らない番号には出ない
まずは出ない。留守電対応で様子を見る。
②折り返さない
相手が誰かわからない場合は絶対に発信しない。
③個人情報を話さない
住所・名前・年齢などの回答は禁止。
④不安を感じたら相談
警察や消費者センターへ早めに通報。
⑤着信拒否とアプリを併用
スマホ設定＋アプリで迷惑電話をブロック。
まとめ：08020591059は「光熱費高騰対策センター」を名乗る自動音声電話に注意
電話番号08020591059【080-2059-1059】は、 「光熱費高騰対策センター」を名乗る自動音声アンケート電話ですが、 公的機関とは無関係であり、営業・情報収集目的の可能性が高いです。
このような電話は、
出ない・折り返さない・回答しないの3原則で対応し、
着信拒否・迷惑電話アプリ・公的機関への相談を徹底しましょう。
