08023087421【080-2308-7421】 から
全国の県警や京都府警 などを名乗る
出頭要請詐欺電話が報告されています。
この電話は「あなたが捜査対象になっている」
「至急出頭が必要です」「対応しないと逮捕状が出ます」
などと強い口調で告げ、不安をあおって金銭や個人情報を
だまし取ろうとする悪質な詐欺の手口です。
実際の警察が、電話だけで出頭命令や金銭要求をすることは
絶対にありません。
こうした電話は、すべて詐欺の可能性が極めて高いものです。
電話の内容と特徴
この番号からの電話では、「京都府警」「警視庁」「捜査二課」など
実在する警察機関を名乗り、権威を装って信用させようとします。
「あなたの名義が事件で使われた」
「確認のために個人情報を伺いたい」
「口座を保護するため一時的に振り込みが必要」
といったもっともらしい説明で、金銭や情報を奪おうとします。
通話中に「他言しないでください」「録音しています」などと
圧力をかけることも多く、冷静な判断を奪う手口です。
- 警察や捜査課を名乗る人物からの電話
- 事件や出頭に関する話を持ちかける
- 個人情報や口座番号を質問してくる
- 「今すぐ対応しないと逮捕」と脅す
- 金銭や振込を要求してくる
これらの特徴が当てはまる場合は、
間違いなく詐欺を疑うべきです。
よく使われる危険なフレーズ
犯人は警察の権威を利用して、
相手に「本物だ」と思わせようとします。
以下のような言葉が出たら、特に注意が必要です。
- 「警察庁からの正式な連絡です」
- 「捜査対象にあなたの名前があります」
- 「このままでは逮捕状が出ます」
- 「金融庁と連携して確認中です」
- 「今すぐ口座を保護する必要があります」
こうした言葉は、すべて詐欺グループの常套句です。
少しでも不審に感じたら、すぐに通話を終了してください。
本物の警察ならどうする?
本当に捜査が必要な場合、警察は必ず書面で通知します。
また、出頭要請や事情聴取を行う際は、
正式な呼び出し状を交付します。
電話で突然「出頭しろ」「振り込みが必要」などと
命じることは一切ありません。
もし「本当かも」と不安に感じた場合は、
通話を切ったうえで、
自分で警察署の公式番号に電話をかけ直してください。
被害を防ぐための対応
不審な電話に対しては、
「指示には従わず、即座に電話を切る」ことが最も効果的です。
相手と会話を続けることで、心理的に追い込まれる危険があります。
- 警察を名乗っても信用せず、いったん通話を切る
- 自分で警察署の正式番号を調べて確認する
- 金銭を要求されたら100%詐欺と判断する
- 個人情報や口座情報を絶対に伝えない
- 同一番号は着信拒否設定にする
また、同様の電話が繰り返しかかってくる場合は、
家族や知人にも知らせて、被害防止を徹底しましょう。
もし情報を伝えてしまった場合
万が一、名前や住所、口座情報などを伝えてしまった場合は、
すぐに警察と金融機関へ相談してください。
また、すでに金銭を振り込んでしまった場合も、
できるだけ早く銀行に連絡し、送金停止や口座凍結の
手続きを依頼する必要があります。
消費者ホットライン「188(いやや)」でも
専門の相談員による支援を受けることができます。
被害防止のために
このような詐欺電話は、高齢者世帯や一人暮らしの方を中心に、
日々全国で多発しています。
家族や周囲と日頃から情報共有し、
「不審な電話があったら必ず誰かに相談する」
という習慣をつけておくことが重要です。
留守番電話機能を活用したり、
知らない番号からの着信には出ないなど、
日常的な予防策も効果的です。
まとめ
08023087421【080-2308-7421】 からの電話は、
全国の県警や京都府警を名乗り、
出頭要請や捜査協力を装って金銭を要求する
詐欺電話 です。
警察を名乗るからといって信用してはいけません。
電話で出頭や金銭の話が出た時点で、詐欺と判断してください。
不安を感じたらその場で通話を切り、
#9110(警察相談専用ダイヤル)または
最寄りの警察署に直接相談することで、
被害を未然に防ぐことができます。

