はじめに
08024583614【080-2458-3614】
警視庁捜査2課や
全国の県警を名乗り、「捜査協力のお願い」や
「出頭していただきたい」といった内容で
電話をかけてくるという報告が増えています。
これは警察官を装った「出頭要請型詐欺」と呼ばれる手口で、
不安を煽りながら個人情報や金銭をだまし取る
悪質な犯罪です。
本記事では、この番号からの電話の特徴、
典型的な流れ、見分け方、そして安全な対処法を
わかりやすく解説します。
08024583614からの電話の特徴
「警視庁捜査2課の○○です」と名乗る
電話を受けると、落ち着いた声で
「警視庁捜査2課の○○です」や
「県警刑事課の者です」と名乗り、
いかにも公的機関からの正式な連絡のように装います。
次に、「あなたの口座が詐欺事件に使われています」、
「捜査協力をお願いしたい」などと
緊迫感のある話を展開します。
出頭や協力を求める口実で不安を煽る
「出頭が必要です」「至急事情を伺いたい」などと
焦らせる言葉で相手の冷静さを奪い、
そのまま通話を続けさせようとします。
本物の警察であれば、電話で出頭を命じることはなく、
正式な書面で通知を行うのが原則です。
金融機関や裁判所の名を出して信用させる
「金融庁と連携しています」
「裁判所に提出する書類が必要です」
などといった言葉を使い、
公式な捜査のように思わせるのも特徴です。
これにより、被害者が
「自分が事件に巻き込まれているのでは」と錯覚し、
指示に従ってしまうケースが後を絶ちません。
典型的な詐欺の流れ
- 「警視庁の○○です」と名乗る
- 「あなたの口座が犯罪に使われた」と告げる
- 「捜査協力のため出頭が必要」と言う
- 個人情報や口座情報を確認すると持ちかける
- 現金振込やカード送付を指示してくる
このような流れに少しでも当てはまる場合は、
詐欺電話である可能性が極めて高いです。
見分け方と注意すべきポイント
警察は電話で出頭を求めない
警察が市民に出頭や協力を依頼する際は、
必ず正式な書面や直接訪問による通知を行います。
電話のみで「出頭を求める」ことは絶対にありません。
折り返しや指示された番号にはかけない
「この番号に折り返してください」や
「担当官に繋ぎます」などと言われても、
絶対にその指示に従わないようにしてください。
折り返した先も詐欺グループの一員であることが多く、
さらに巧妙な話術で騙される危険があります。
個人情報・口座情報は一切伝えない
氏名、住所、口座番号、生年月日などを聞かれても、
絶対に答えてはいけません。
電話でそのような確認を行う警察官は存在しません。
被害を防ぐための対処法
- 知らない番号には出ない
- 相手が「警察」を名乗っても信じない
- 不審な内容ならすぐに通話を切る
- 折り返しや個人情報の提供は絶対にしない
- 家族や警察相談窓口(#9110)に相談する
また、スマートフォンの迷惑電話ブロック機能や
専用アプリを活用して、同様の番号からの着信を
防止するのも有効です。
同様の詐欺が全国で多発中
「警視庁捜査2課」「県警刑事課」などを名乗る
電話詐欺は全国的に増えています。
実際にはまったくの無関係な人物を狙い、
不安を利用して金銭や情報を奪う手口です。
公式機関が電話で出頭や口座確認を行うことはないため、
同様の電話を受けたら必ず詐欺と判断してください。
まとめ
08024583614【080-2458-3614】
からの電話は、
警視庁捜査2課や県警を装った
出頭要請型の詐欺電話である可能性が非常に高いです。
「捜査協力」「出頭要請」「金融庁と連携」
などの言葉が出たら、すぐに通話を切りましょう。
個人情報を伝えたり、指示に従ったりせず、
警察相談専用ダイヤル「#9110」または
最寄りの警察署に相談することが、
被害を防ぐ最善の対応です。

