はじめに
08025206894【080-2520-6894】
警視庁捜査2課 や全国の県警を名乗り、
「捜査協力をお願いしたい」「出頭が必要です」
といった内容で連絡してくる電話が報告されています。
これは警察を装って不安を煽り、
個人情報や金銭をだまし取る詐欺電話の一種です。
本記事では、この番号からの電話の特徴や、
典型的な流れ、見分け方、そして安全な対処法を
詳しく解説します。
08025206894からの電話の特徴
警察を名乗り「出頭」を求める
この番号からの発信者は
「警視庁捜査2課の○○です」
「あなたの名義が事件に関係しています」
などと説明し、出頭や協力を求めます。
しかし実際の警察が電話だけで
出頭を指示することは絶対にありません。
個人情報や金融情報を聞き出す
会話の中で「本人確認のため」
「口座の確認が必要」などと言って
生年月日や住所、銀行口座番号を聞き出そうとします。
最終的に「不正利用防止のため」などと称して
現金振込やカード情報の提供を求められるケースもあります。
折り返しや別番号への誘導
「折り返しはしないでください」
「今すぐ担当者につなぎます」
といった言葉で通話を継続させたり、
別番号への転送を促したりする手口も確認されています。
折り返した場合、
より巧妙な詐欺担当者へ接続される危険があります。
典型的な詐欺の流れ
- 「警視庁の○○です」と名乗って電話をかける
 - 「あなたの口座が事件に使われた」と告げる
 - 「至急出頭が必要」と焦らせる
 - 本人確認を理由に個人情報を聞き出す
 - 最終的に振込や送金を指示する
 
このような流れに少しでも当てはまる場合、
詐欺電話である可能性が非常に高いと考えられます。
見分け方とチェックポイント
警察は電話で出頭を求めない
正式な出頭要請は書面や訪問で行われます。
電話だけで「出頭しなさい」と言われた場合、
その時点で詐欺を疑ってください。
名乗った警察署を公式番号で確認する
相手が名乗った警察署の名称を聞いたら、
自分でインターネットなどで公式番号を調べ、
そこへ直接問い合わせましょう。
相手が指定する折り返し番号には
絶対にかけてはいけません。
個人情報・金銭の要求には応じない
電話口で氏名・住所・口座情報などを
尋ねられても一切答えないでください。
警察が電話で金銭のやり取りを求めることは
絶対にありません。
安全な対処法
冷静に通話を終了する
不審な内容だと感じたら、
すぐに通話を切って問題ありません。
その後、自分で警察署に確認の連絡を
入れるようにしましょう。
公的な相談窓口を活用する
不安な場合は、
警察相談専用ダイヤル「#9110」に相談し、
内容の真偽を確かめてください。
また、個人情報を伝えてしまった場合は、
すぐに金融機関や関係機関に連絡して
被害防止の手続きを依頼しましょう。
- 不審な電話はすぐに切る
 - 相手の言葉を信じず冷静に対応する
 - 個人情報を絶対に伝えない
 - 折り返しや転送に応じない
 - #9110や最寄りの警察署に相談する
 
家族への注意喚起も大切
このような詐欺電話は、
特に高齢者を狙って繰り返し行われています。
家族間で「警察を名乗る電話には応じない」
というルールを共有しておくことが重要です。
不審な電話があった際に、
家族へすぐ相談できる環境を作りましょう。
被害に遭ってしまったら
もしすでに個人情報を伝えてしまった場合は、
速やかに金融機関や警察署に連絡し、
被害防止措置を取ってください。
また、消費生活センター(188)への相談も有効です。
まとめ
08025206894【080-2520-6894】
からの電話は、
警視庁捜査2課や各地の県警を名乗る
出頭要請型の詐欺電話です。
「捜査協力」「出頭が必要」などの言葉で
不安を煽ってきますが、
実際の警察がそのような連絡を行うことはありません。
少しでも疑わしいと感じたら、
すぐに通話を切り、
警察や公的窓口に確認を取ることが
最も安全な対応です。

