はじめに
08026634254【080-2663-4254】 という番号から、
全国の県警 や、
警視庁捜査2課などを名乗る人物による
「捜査協力をお願いしたい」「出頭を求める」といった
詐欺電話が各地で報告されています。
実在する警察官の名前を語ったり、
事件に関係しているかのように装って
個人情報を聞き出す手口が特徴です。
本記事では、この電話の特徴や手口、
被害を防ぐための具体的な対処法を解説します。
08026634254からの電話の特徴
県警や捜査課を名乗り不安をあおる
電話の発信者は「◯◯県警の△△です」と名乗り、
「あなたの名義が事件に使われています」
「至急確認のため出頭が必要です」など、
強い言葉で相手を動揺させる話し方をします。
実際には、警察が電話だけで
出頭を求めることは一切ありません。
正式な呼び出しは必ず文書(呼出状)で行われます。
個人情報の聞き出しが目的
話の途中で「本人確認のため生年月日を教えてください」
「口座番号を確認させてください」などと、
自然な流れで個人情報を聞き出そうとします。
その後、金銭の振り込みやカードの預かりなどを
指示されるケースも報告されています。
折り返し電話を禁止・転送させる手口
詐欺犯は「この番号に折り返さないでください」
「今から担当の者につなぎます」などと伝え、
被害者を別の番号へ誘導する手口を多用します。
折り返しをしてしまうと、
さらに巧妙な“偽の警察窓口”へつながる危険があります。
典型的な詐欺の流れ
- 「県警の者です」と名乗る
- 「あなたの口座が犯罪に使われています」と告げる
- 「捜査協力のため出頭が必要」と指示する
- 個人情報や金融情報を確認すると言って聞き出す
- 最終的に金銭やカードを渡させる
これらの流れのいずれかに当てはまれば、
詐欺の可能性が非常に高いと判断できます。
見分け方と確認のポイント
警察は電話で出頭を命じない
本物の警察が市民に電話で出頭を求めることはありません。
出頭要請がある場合は、
必ず書面や正式な通知をもって行われます。
警察署に自分で確認する
相手が名乗った警察署が本物かどうかを確認するには、
自分で公式サイトや電話帳などから
正しい番号を調べ、直接問い合わせましょう。
相手が伝えてきた番号には絶対に折り返してはいけません。
個人情報・金銭の提供は厳禁
電話口で氏名・住所・口座番号・暗証番号などを
伝えることは絶対にやめてください。
警察や公的機関が電話で
金銭のやり取りを指示することは一切ありません。
被害を防ぐための具体的な対策
- 不審な電話はすぐに切る
- 警察署の公式番号を自分で調べて確認する
- 個人情報や金融情報を伝えない
- 同じ番号からの着信は着信拒否に設定する
- 家族や知人にも詐欺の手口を共有しておく
- 不安な場合は#9110(警察相談専用ダイヤル)へ相談
被害にあってしまったら
もし個人情報を教えてしまったり、
金銭を振り込んでしまった場合は、
すぐに警察へ被害届を出し、
金融機関にも連絡して口座の停止を依頼してください。
また、クレジットカードや電子マネー番号を伝えた場合は、
発行元にも速やかに連絡し、利用停止手続きを行いましょう。
まとめ
08026634254【080-2663-4254】
からの電話は、
全国の県警
や警視庁捜査2課などを名乗り、
「捜査協力」「出頭要請」などと称して
個人情報や金銭を狙う悪質な詐欺電話です。
本物の警察が電話だけで出頭を命じることはありません。
このような電話がかかってきた場合は、
慌てずに通話を切り、
警察相談専用ダイヤル(#9110)に相談してください。

