はじめに
08078251652【080-7825-1652】 の番号から、
全国の県警 を名乗り、
「捜査協力をお願いしたい」
「出頭してもらう必要がある」などと
話す電話が全国で確認されています。
この電話は公的機関を装い信用させ、
不安をあおることで
個人情報や金銭をだまし取る
悪質な特殊詐欺の手口です。
本物の警察が、
電話だけで出頭を求めたり、
捜査協力を依頼したりすることは
絶対にありません。
本記事では、
この番号からかかってくる
詐欺電話の特徴や手口、
そして被害に遭わないための
具体的な対策を詳しく解説します。
08078251652からの電話の特徴
「○○県警捜査二課の△△です」と名乗る
発信者は、
本物の警察官を装って
堂々と名乗ります。
「あなたの口座が事件に使われた」
「確認のため出頭してほしい」
といったもっともらしい理由で
会話を始め、
相手を混乱させて信用させようとします。
実際には
一切の捜査活動とは無関係で、
詐欺目的の偽装電話です。
「出頭命令が出ています」と不安をあおる
会話の中で
「あなたの身元確認が取れていない」
「至急警察署に来てほしい」
などと焦らせるような
発言をしてきます。
しかし、
警察が電話だけで出頭を要請したり、
捜査協力を求めたりすることは
制度上あり得ません。
すべて詐欺のための
心理操作にすぎません。
個人情報を聞き出そうとする
「本人確認のため」と称して
氏名・住所・生年月日・銀行口座番号を
尋ねてくることがあります。
これに応じると、
後日別の詐欺グループから
金融口座の操作や
金銭の振込を迫られる危険があります。
詐欺の典型的な流れ
- 「県警の捜査員」を名乗って電話をかける
- 「あなたの口座が事件に関係している」と説明する
- 「出頭をお願いしたい」と焦らせる
- 個人情報を確認すると言って誘導する
- 別の詐欺担当者につなぎ金銭を要求する
このように、
最初の電話はあくまで
「信用させるための入り口」に過ぎず、
最終的な目的は
個人情報や金銭を奪うことです。
見分け方と注意点
警察は電話で出頭を求めない
正式な出頭要請は、
必ず書面で通知されます。
電話一本で「来てください」と言われたら、
その時点で詐欺と判断して構いません。
「県警」「捜査二課」と言っても信用しない
本物の警察官が所属を名乗る場合でも、
電話番号は公開された公式番号です。
不審な電話を受けた場合は、
自分で公式サイトを調べて
記載されている番号にかけ直しましょう。
個人情報を口にしない
どんな理由であっても、
電話口で住所や生年月日を話す必要はありません。
「確認のため」「安全のため」と言われても、
決して答えないことが重要です。
不審電話を受けた際の対応法
冷静に通話を終了する
会話の途中でも、
少しでも不審に思ったら
すぐに電話を切りましょう。
「確認して折り返します」と言って切るだけでも構いません。
警察相談ダイヤル「#9110」に連絡
不安に感じた場合は、
すぐに全国共通の
警察相談専用ダイヤル
「#9110」に相談してください。
また、被害防止のために、
同居の家族や高齢の親族にも
注意喚起を行っておきましょう。
- 電話で出頭を求められたら詐欺を疑う
- 相手の名乗りや所属を信用しない
- 個人情報は一切伝えない
- 不審な番号は着信拒否に設定する
- 不安なときは#9110または最寄りの警察署へ相談
家族ぐるみで注意を
このような詐欺電話は、
特に一人暮らしの高齢者を狙う傾向があります。
家族同士で
「警察を名乗る電話には注意する」
「不審な電話は家族に報告する」
といった共通ルールを
決めておくことが効果的です。
まとめ
08078251652【080-7825-1652】
からの電話は、
全国の県警を名乗る詐欺電話
である可能性が極めて高いです。
「捜査」「協力」「出頭」などの
不安をあおる言葉を使い、
個人情報や金銭をだまし取るのが狙いです。
決して相手の話を信じず、
冷静に通話を切り、
#9110や最寄りの警察署に
速やかに相談してください。
早めの対応が、あなたや家族を
被害から守る最善の防御策となります。

