08078927727【080-7892-7727】 から、
全国各地の県警や京都府警 を名乗る
詐欺電話が近年多く報告されています。
この番号からの着信は
「あなたの銀行口座がマネーロンダリングに使われている」
「捜査協力のため身分証明書を持って出頭してほしい」
といった内容で相手の不安を煽ります。
相手は巧みに信頼感を演出し
まるで本物の警察官のような口調で話します。
しかし、その目的はただ一つ
あなたから金銭や個人情報をだまし取ることです。
本物の警察が
個人の携帯番号から突然連絡することはありません。
また電話だけで事件への関与を断定することもありません。
この点だけでも、この電話が詐欺であると判断できます。
報告されている詐欺手口の特徴
この番号を使った詐欺電話には
いくつかの典型的な手口が存在します。
- 警察署や部署名を名乗り信用させようとする。
- 銀行口座が事件に使われていると断定的に説明する。
- 「緊急」「至急」と言って冷静さを奪う。
- 身分証明書を持参して出頭させようとする。
- 出頭前に金銭の振込や手続きの名目で要求する。
- 個人情報や金融資産の確認を行う。
これらの行為はすべて
被害者を心理的に追い込み
不安を煽ることによって
金銭や情報を引き出すことを目的としています。
この電話が詐欺であると判断できる理由
複数の不自然な点が
この電話を詐欺と断定する根拠となります。
- 警察が個人の携帯番号に突然電話をかけることはない。
- 電話だけで事件への関与や捜査協力を指示することはない。
- 身分証明書を持参させて金銭振込を求めることはあり得ない。
- 金融資産の確認や個人情報を電話で聞くことは警察業務に含まれない。
- 携帯番号からの連絡そのものが明らかに不自然である。
犯人はさらに
「録音している」「全国的な事件の関連」
などと話し、被害者の不安を煽ります。
こうした心理的圧力は特殊詐欺グループの常套手段です。
実際の通話例に見られる流れ
報告されている内容では
この番号からの電話はほぼ次の順序で進みます。
- 警察官や捜査部署を名乗り突然連絡が入る。
- あなたの銀行口座が事件に使われたと告げられる。
- 捜査協力として出頭を求められる。
- 身分証明書の持参や手続きを指示される。
- 最終的に金銭振込を求められる。
途中までは「捜査協力」という名目で
具体的な金銭要求がないこともありますが
会話が進むにつれて
必ず金銭や個人情報の提供を求められます。
不審な電話への具体的な対処法
不安を感じたら
以下の行動を徹底してください。
- 通話をすぐに切る。
- 相手の番号へ折り返し連絡をしない。
- 個人情報や口座情報は絶対に伝えない。
- 心配な場合は #9110 警察相談窓口へ自分で確認する。
- 家族や周囲にも必ず状況を共有する。
犯人は相談される前提で
あなたを孤立させる心理操作を行います。
話を続けるほど心理的に逃げにくくなるため
通話は中断することが最も重要です。
被害を防ぐために覚えておくポイント
特殊詐欺に遭わないためには
次の点を押さえておくことが有効です。
- 警察が電話で金銭を要求することは絶対にない。
- 携帯番号から警察名乗りの連絡が来たら詐欺と考える。
- 「緊急」「至急」などの言葉で煽る電話は詐欺の可能性が高い。
- 不安を煽る内容は無視し冷静に対応する。
- 不明な場合は公式の番号で確認すること。
これらを覚えておくことで
被害を未然に防ぐ確率が大幅に向上します。
まとめ
08078927727【080-7892-7727】
からの電話は
全国各地の県警や京都府警 を名乗り
あなたの口座が犯罪に使われていると告げ
金銭や個人情報をだまし取ろうとする
極めて悪質な特殊詐欺です。
不審な電話を受けた場合は
話を聞かずに通話を切り
家族や警察相談窓口(#9110)へ相談してください。
冷静に対応することが
被害を防ぐ最も確実な方法となります。

