08085238103【ニセ警察官/出頭要請】の詐欺電話です。

08085238103【ニセ警察官/出頭要請】の詐欺電話です。

08085238103【080-8523-8103】 から
全国の県警など を名乗り、
出頭要請を口実に金銭を要求してくる
詐欺電話が報告されています。

この電話は、警察機関を装いながら「事件の関係者」
「至急の確認が必要」などと不安をあおり、
最終的に金銭をだまし取る悪質な手口です。

実際には、警察が電話で出頭を命じたり、
金銭を要求することは絶対にありません。
にもかかわらず、信頼を装って冷静さを奪うような
話し方で近づいてくるのが特徴です。

この電話の特徴

この番号からの電話では、「全国の県警」や
「刑事課」「捜査一課」「サイバー対策室」などの
もっともらしい部署名を名乗ることがあります。

さらに「あなたの口座が犯罪に使われた」
「捜査のため一時的に口座を確認したい」など、
公的な手続きを装った話を持ちかけ、
個人情報や金銭を引き出そうとします。

典型的な詐欺の流れ

電話の内容は一見すると本物の警察のようですが、
最終的には金銭を振り込ませるように誘導します。

  1. 「◯◯県警の△△です」と名乗る
  2. 「事件に関係している」と脅して不安をあおる
  3. 「身の潔白を証明するには確認が必要」と誘導
  4. 「安全な口座に一時的に預けて」と言って送金を迫る
  5. その後、連絡が途絶え、被害が発覚する

このように、信頼を装って会話を続け、
心理的に追い詰めながら被害者に行動させるのが特徴です。

警察を名乗る詐欺電話の見分け方

本物の警察が電話で出頭や金銭を求めることはありません。
詐欺の多くは、威圧的な口調や急かす言葉で
冷静な判断を失わせようとします。

  • 「事件に関係している」と言われる
  • 「すぐに対応しないと逮捕状が出る」と脅される
  • 「口座の確認が必要」と言われる
  • 「安全な口座に移すように」と誘導される
  • 「他言無用」「秘密にしてください」と念を押される

このような言葉が出てきたら、
それは詐欺電話である可能性が非常に高いです。

本物の警察の対応との違い

警察が捜査や事情聴取を行う際は、
必ず正式な書面または直接の訪問によって行われます。

電話一本で「出頭せよ」「金銭を振り込め」と言うことは
あり得ません。

また、警察官が身分証の提示もなく電話で指示を出すことも
絶対にありません。

被害を防ぐための対処法

不審な電話を受けた際は、決して指示に従わず、
一度通話を切って冷静に判断しましょう。

  • 指示された内容はすべて無視する
  • 会話の途中でも構わず電話を切る
  • 個人情報や口座情報は絶対に伝えない
  • 家族や信頼できる人に相談する
  • 警察相談専用ダイヤル「#9110」に通報する

「もし本当の警察だったら失礼では?」と感じる人もいますが、
詐欺の場合は相手にしないことが最善の防御です。

また、着信履歴を残したまま警察に相談すれば、
被害防止のための記録としても役立ちます。

詐欺電話が増加している背景

最近では、電話番号を偽装できる技術を使い、
まるで公的機関や有名企業の番号のように
見せかけるケースが増えています。

そのため「080」や「090」といった
携帯番号であっても油断はできません。

犯人はIP電話や使い捨ての携帯を利用しており、
発信元の特定が難しいのが現状です。

まとめ

08085238103【080-8523-8103】 からの電話は、
全国の県警を名乗り、出頭要請や確認を装って
金銭を要求する極めて悪質な詐欺電話です。

実在する警察署の名前を出し、
「捜査協力」「確認」などといった言葉で
不安をあおり、冷静さを奪ってきます。

警察は電話で金銭を要求することは絶対にありません。
少しでも不審に感じたら通話を終了し、
#9110 や最寄りの警察署に相談してください。

被害を防ぐためには、まず「疑う勇気」が大切です。
不審な電話には決して応じず、冷静に対応しましょう。

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