08089178253【080-8917-8253】 から
警視庁捜査二課や全国の県警を名乗る
出頭要請詐欺電話 が報告されています。
この電話は、「あなたが事件に関与している」
「至急出頭してほしい」「協力しなければ逮捕状が出る」
などと不安を煽る発言を行い、
最終的に金銭や個人情報をだまし取る詐欺です。
本物の警察が電話のみで出頭や金銭のやり取りを
指示することは一切ありません。
このような電話を受けた場合は、
すぐに詐欺を疑って冷静に対応してください。
この電話の特徴
この番号からの発信では、発信者が
「警視庁捜査二課の〇〇です」「県警本部の者です」
などと名乗り、まるで本物の警察官のように振る舞います。
会話の冒頭で「あなたの名前が捜査に挙がっています」
「銀行口座が犯罪に使われた可能性があります」などと話し、
警察を装って信頼を得ようとします。
その後、「確認のために口座情報が必要です」
「安全のために資金を一時的に移してください」などと説明し、
金銭を振り込ませる、または電子マネーを購入させる
という手口へと誘導します。
- 「警視庁捜査二課の者」と名乗る
- 「あなたの口座が犯罪に関係している」と脅す
- 「出頭命令が出ています」と急かす
- 個人情報を尋ねてくる
- 振込・送金・購入を指示する
この流れのいずれかが当てはまれば、
詐欺の可能性が非常に高いと考えてください。
詐欺犯が使う典型的なフレーズ
詐欺犯は、あたかも本物の警察官のように話し、
信頼と恐怖を同時に植え付けるような言葉を使います。
次のようなフレーズには特に注意してください。
- 「正式な捜査命令が出ています」
- 「至急、確認手続きを取ってください」
- 「あなたの身分が悪用されています」
- 「安全のため資金を移す必要があります」
- 「金融庁と連携して対応しています」
これらの発言はすべて、
被害者の不安をあおるために作られた嘘です。
冷静に考えれば、電話で金銭や口座情報を要求するのは
警察ではあり得ないことです。
警察を名乗る詐欺の見分け方
本物の警察官は、電話一本で出頭を求めたり、
金銭や個人情報を確認することはありません。
正式な要請は書面または訪問によって行われます。
また、「出頭」「逮捕」「至急」といった言葉で
焦らせてくるのは典型的な詐欺の特徴です。
その場で対応せず、一度冷静になりましょう。
相手が本物か確かめたい場合は、
自分で警察署の公式番号を調べてかけ直し、
内容を確認するのが安全です。
不審電話を受けたときの対処法
不審な電話を受けたときは、会話を続けず、
その場で通話を切って問題ありません。
犯人は長く話を続けることで混乱させようとします。
- 通話をすぐに終了する
- 個人情報を伝えない
- 金銭要求は100%詐欺と判断する
- 家族や知人に相談する
- #9110(警察相談専用窓口)に連絡する
通話内容や相手の名乗りをメモしておくと、
警察へ通報するときに役立ちます。
被害防止のために
このような詐欺は、高齢者や一人暮らしの方が
狙われやすい傾向にあります。
家族や周囲の人と情報を共有し、
日頃から「不審な電話は切る」習慣を持つことが大切です。
また、電話番号の着信拒否設定を利用したり、
迷惑電話対策アプリを活用することも有効です。
知らない番号からの着信には、
出る前に検索して確認するのも良い対策です。
もし情報を伝えてしまったら
万が一、氏名や口座情報などを話してしまった場合は、
すぐに金融機関と警察へ連絡してください。
また、消費生活センター(局番なし188)へ相談すると、
今後の対応についてアドバイスを受けられます。
- 利用している銀行へ連絡して口座を凍結
- 最寄りの警察署へ被害届を提出
- 消費生活センターへ相談
- 通話内容や履歴を記録・保管
- 家族や知人に状況を共有
早めの対応が、被害の拡大を防ぐ最も効果的な手段です。
まとめ
08089178253【080-8917-8253】 からの電話は、
警視庁捜査二課や全国の県警を名乗る
出頭要請型の詐欺電話 である可能性が非常に高いです。
警察を名乗られても、金銭や個人情報を要求された場合は、
すぐに詐欺だと判断し、通話を切ってください。
不安を感じた際は、#9110 または最寄りの警察署へ相談し、
冷静な対応で被害を未然に防ぎましょう。

