090-2342-2057 から
全国の県警や神奈川県警 を名乗る
詐欺電話が相次いで報告されています。
この電話は「身分証明証を持って出頭してください」
「捜査対象になっている」などと脅し、
不安をあおって金銭を要求する極めて悪質な手口です。
実際の警察が電話だけで出頭を指示したり、
金銭を要求することは絶対にありません。
冷静に対応し、決して指示に従わないように
注意してください。
この電話の概要
この番号からの着信は、警察官を名乗る人物が
「あなたの身分証明証に関する確認が必要です」
「至急、最寄りの警察署に出頭してください」などと
突然話し始めるのが特徴です。
通話の中で「捜査に協力してほしい」
「あなたの口座が犯罪に利用されている」などと
もっともらしい理由を付けて、
金銭を振り込ませようとします。
このような電話は、警察を装った詐欺の典型例です。
本物の警察であれば、出頭要請は
書面や正式な通知で行われ、
電話で急かすようなことはありません。
電話の手口の流れ
- 「神奈川県警の◯◯です」と名乗る
- 「捜査であなたの名前が出た」と告げる
- 「身分証を持って出頭してください」と要求
- 「確認のため口座情報を教えてください」と誘導
- 金銭の振り込みを指示する
このような流れが確認された場合、
その電話は確実に詐欺です。
絶対に個人情報を教えず、すぐに通話を終了しましょう。
よく使われる詐欺フレーズ
犯人は「警察」という権威を利用し、
信じ込ませるための言葉を巧みに使います。
次のような言い回しが聞かれたら、
特に注意してください。
- 「あなたが事件の関係者として名前が挙がっています」
- 「至急、出頭命令が出ています」
- 「捜査協力として一時的にお金を預かります」
- 「身分証と口座を照合する必要があります」
- 「今すぐ対応しないと逮捕されます」
これらの言葉はすべて詐欺の常套句です。
警察は電話越しに金銭や口座情報を確認することはありません。
本物の警察との違い
本物の警察は、電話で個人情報や金銭を求めることは一切ありません。
また、正式な連絡は書面または訪問で行われます。
以下の点に当てはまる場合、その電話は詐欺の可能性が高いです。
- 発信番号が携帯番号(090や080)である
- 急いで行動するように強調される
- 金銭や口座情報の提供を求められる
- 「他言無用」と言われる
- 所属部署や氏名を明確に名乗らない
これらに当てはまった場合は、
その場で電話を切ることが最も安全です。
不審な電話を受けたときの対処法
電話の内容が少しでもおかしいと感じたら、
次のように対応しましょう。
- すぐに通話を切る
- 相手の言葉に動揺せず冷静に判断する
- 身分証や金銭の要求には一切応じない
- 警察署の公式番号に自分で確認する
- 同一番号は着信拒否設定にする
本物の警察に確認する際は、
相手が伝えた番号ではなく、
自分で検索して公式番号へかけ直してください。
被害を防ぐために
こうした詐欺電話は、特に高齢者を狙う傾向があります。
家族や周囲の方が連絡を取り合い、
「不審な電話があったら必ず相談する」という
習慣を持つことが大切です。
また、スマートフォンの着信拒否機能や
迷惑電話対策アプリを利用するのも効果的です。
もし個人情報を伝えてしまったら
万が一、身分証や口座情報を伝えてしまった場合は、
すぐに警察と金融機関へ連絡してください。
不正利用や被害を最小限に抑えるためには、
早めの対応が重要です。
また、消費生活センター(局番なしの「188」)でも
相談を受け付けています。
迷った場合は一人で悩まず、
必ず公的機関に相談しましょう。
まとめ
090-2342-2057 からの電話は、
全国の県警や神奈川県警 を名乗る
極めて悪質な詐欺電話です。
「出頭してください」「身分証を持ってきてください」
「口座確認が必要です」といった言葉で、
金銭をだまし取ろうとします。
警察は電話で出頭命令を出すことも、
金銭を要求することも絶対にありません。
不審な電話があったらすぐに通話を切り、
#9110 や警察署へ確認して
被害を未然に防ぎましょう。

