090-2742-6458 から
全国の県警・京都府警を名乗る
出頭要請詐欺電話 が報告されています。
この電話は「あなたの名前が捜査対象に挙がっています」
「至急出頭してください」「協力しないと逮捕状が出ます」
などといった言葉で相手を動揺させ、
金銭や個人情報をだまし取ろうとする悪質な詐欺です。
実際の警察は、電話だけで出頭命令を出したり、
金銭の支払いを求めたりすることは絶対にありません。
このような電話は、すべて詐欺の手口と断言できます。
この電話の特徴
この番号からの電話は、発信者が「京都府警の◯◯課です」
「警察庁の捜査担当です」などと名乗り、
あたかも正式な捜査連絡のように装ってきます。
通話の初めに「あなたの口座が事件に使われています」
「身分確認のために情報を教えてください」といった
不安をあおる発言を行い、
その後「手続きを行うための費用が必要です」と
金銭を振り込ませるケースが多く確認されています。
- 「県警の者です」と名乗る
- 「あなたの口座が事件に使われています」と言う
- 「出頭命令が出ています」と脅す
- 個人情報を聞き出す
- 金銭の送金を指示する
このような流れが一つでも当てはまれば、
詐欺の可能性が極めて高いと考えてください。
よく使われる危険なフレーズ
詐欺犯は「警察」や「裁判所」といった権威を
名乗ることで信用させようとします。
以下のような発言には特に注意が必要です。
- 「警察庁からの正式な通達です」
- 「裁判手続きが始まっています」
- 「金融庁と連携しています」
- 「すぐに手続きを行わないと逮捕されます」
- 「今すぐ指示に従ってください」
これらの言葉を使って相手を焦らせ、
冷静な判断を奪うのが彼らの常套手段です。
本物の警察はこうしない
警察が出頭を求める場合、
必ず書面や正式な書類を通じて連絡を行います。
電話だけで「出頭せよ」「金を支払え」と言うことは
一切ありません。
また、警察官が個人情報や口座番号を
電話で尋ねることもあり得ません。
万が一そのような要求をされた場合は、
その場で通話を切り、冷静に対応してください。
詐欺の狙いと手口
この種の電話は、心理的に追い込むことを目的としています。
相手を不安にさせ、時間を与えずに判断を迫ります。
そして「口座確認」「仮保全」「安全な手続き」と称して
送金を誘導します。
実際にはその送金先は詐欺グループの口座であり、
被害金はすぐに海外などへ送金され、
取り戻すことが困難になります。
- 警察を名乗って信用を得る
- 緊急性を装って焦らせる
- 個人情報を引き出す
- 金銭送付や電子マネー購入を指示
- 通話を長引かせて判断力を奪う
少しでも違和感を覚えたら、
すぐに通話を終了するのが最善の対応です。
不審電話を受けたときの対応
不安を感じた場合でも、慌てて行動してはいけません。
まずは落ち着いて、相手の指示には従わず、
通話をすぐに切るようにしてください。
- 通話をすぐに切る
- 相手の言葉を信用しない
- 個人情報や金銭を一切渡さない
- 家族や知人に内容を共有する
- 最寄りの警察署や#9110に相談する
また、同じ番号からの着信が繰り返される場合は、
着信拒否設定を行うことをおすすめします。
もし情報を伝えてしまった場合
万が一、個人情報や口座番号を伝えてしまった場合は、
すぐに取引銀行と警察に連絡し、
口座の利用停止や被害届の提出を行いましょう。
さらに、消費生活センター(188)にも相談し、
専門の助言を受けることが重要です。
- 銀行に連絡して口座を停止する
- 最寄りの警察署に通報する
- 消費生活センターに相談する
- 通話内容を記録しておく
- 家族へも情報共有する
迅速な行動が、二次被害を防ぐ最も効果的な方法です。
まとめ
090-2742-6458 からの電話は、
全国の県警や京都府警を名乗る
出頭要請型の詐欺電話 の可能性が非常に高いです。
警察を名乗るからといって信用せず、
不審な内容であればすぐに通話を切り、
自分で公式の番号を調べて確認してください。
少しでも不安を感じたら、
#9110 もしくは最寄りの警察署に相談することで
被害を未然に防ぐことができます。
冷静な判断が、あなたの安全を守ります。

