09028535854【ニセ警察官／出頭要請】の詐欺電話です。

09028535854【090-2853-5854】 から
全国の県警や警察関係者 を名乗る
出頭要請詐欺電話が報告されています。

この電話は「あなたが事件の関係者として捜査対象です」
「至急出頭して説明が必要です」
「協力しないと逮捕状を発行します」などと脅して、
強い不安を与え、金銭や個人情報をだまし取ろうとする
悪質な詐欺の一種です。

本物の警察は、電話だけで出頭命令や金銭の支払いを
要求することは絶対にありません。
少しでも不審に感じたら、通話をすぐに切り、
公式の警察窓口へ自分で確認を取るようにしましょう。

電話の特徴

この番号からの電話では、「警察本部の◯◯です」や
「県警の捜査課です」と名乗り、
あたかも公的な連絡であるかのように装います。

そのうえで、「あなたの名前が事件資料に載っています」
「関係者として取り調べが必要です」と言って、
信頼させる話術で心理的に追い込むのが特徴です。

さらに「身の潔白を証明するために金銭を預かります」
「口座が悪用されているため資金を移動します」など、
金銭や銀行口座に関する要求を行ってきます。
これはすべて詐欺です。警察がそのようなことを
電話で依頼することはあり得ません。

よくある会話の流れ

このような流れはすべて典型的な詐欺トークです。
実在する県警名や捜査課名を出してくるため、
一見もっともらしく聞こえますが、決して信用してはいけません。

詐欺犯が使う危険なセリフ

相手は信じさせるために、現実味のある言葉を使います。
以下のようなフレーズが出たら注意してください。

これらはすべて詐欺の常套句です。
相手の言葉に動揺せず、冷静に判断することが重要です。

なぜ信じてしまうのか

「県警」「警察本部」「捜査一課」などの単語を聞くと、
多くの人は相手を本物だと思い込んでしまいます。

また、電話口では相手の顔や身分証が見えないため、
実際にどんな人物かを確認できません。
そのため、「警察を名乗る＝信頼できる」と錯覚してしまい、
詐欺グループの思うつぼになってしまうのです。

特に一人暮らしの高齢者や真面目な性格の方は、
「疑うことが失礼」と感じて信じてしまうケースが多発しています。

本物の警察が取る対応とは

本物の警察は、出頭要請や事情聴取が必要な場合、
必ず書面（呼出状）で通知します。
また、金銭を「預かる」「振り込ませる」といった
要求をすることは一切ありません。

もし「身の潔白を証明するため」などと言って
金銭のやり取りを求められたら、それだけで詐欺確定です。

警察の公式番号は都道府県ごとに公開されています。
不審な電話を受けたら、相手が名乗った警察署を
自分で調べ、公開されている番号へ連絡して確認してください。

不審な電話を受けた際の行動

このような電話を受けた場合は、
以下の手順で対応するのが安全です。

冷静に行動すれば、被害を未然に防ぐことができます。

被害を防ぐためのポイント

犯人は焦らせることで冷静な判断を奪います。
落ち着いて考えれば、警察が電話で
金銭を求めることなどあり得ません。

「本当に警察からの電話かもしれない」と思っても、
自分で警察署の公式番号へ電話して確認すれば安全です。

情報を渡してしまった場合

もし口座番号や住所などの個人情報を伝えてしまった場合は、
すぐに警察と金融機関へ連絡しましょう。
また、クレジットカード情報を教えた場合は、
カード会社に連絡して停止手続きを行ってください。

早急に対応すれば、被害拡大を防ぐことが可能です。

まとめ

09028535854【090-2853-5854】 からの電話は、
全国の県警や警察機関を名乗る詐欺電話 であり、
出頭要請や金銭預かりを口実に、
金銭や情報をだまし取る手口が確認されています。

警察を名乗る電話であっても、
内容が少しでも不自然であれば絶対に信じず、
すぐに通話を切って警察へ直接確認してください。

不安を感じたら、一人で抱え込まず、
警察相談専用ダイヤル「#9110」へ連絡しましょう。
冷静な判断と早めの相談が、あなたの身を守ります。