09033960537【090-3396-0537】 から
京都府警捜査二課を名乗る
出頭要請詐欺電話 が報告されています。
この電話は、「あなたの名前が事件に関係しています」
「至急出頭してください」「身柄を確保する可能性があります」
などと脅すような言葉を使い、
相手を不安に陥れて金銭をだまし取ろうとするものです。
実際の警察が電話で出頭命令を出したり、
金銭を要求したりすることは絶対にありません。
このような電話は、巧妙に作られた詐欺手口です。
この電話の特徴
この番号からの着信では、発信者が「京都府警捜査二課の者です」
「警察庁の捜査担当官です」などと名乗り、
いかにも公的な機関からの連絡のように装ってきます。
通話の初めに「あなたの口座が事件で使われた可能性があります」
「身分確認が必要です」などと不安を煽り、
最終的に「安全な口座に移す」「確認のための手数料が必要」
などと称して金銭を要求します。
- 「京都府警捜査二課の○○です」と名乗る
- 「あなたの口座が犯罪に使われた」と脅す
- 「確認のための費用が必要」と言う
- 送金や電子マネーを指示する
- 通話を切らせないようにする
少しでも当てはまると感じた場合は、
詐欺の可能性が極めて高いと考えてください。
よく使われる危険なフレーズ
詐欺犯は「警察」「検察」「金融庁」などの権威を利用して
信用を得ようとします。
次のような発言があった場合は要注意です。
- 「正式な捜査通達です」
- 「あなたの名義で不正口座が作られています」
- 「今すぐ確認のために手続きをしてください」
- 「警察庁からの依頼で連絡しています」
- 「対応しないと逮捕状が発行されます」
これらは、恐怖心を利用して冷静な判断を奪うための
典型的な手口です。
本物の警察との違い
本物の警察は、電話で出頭を命じたり、
金銭の支払いを求めたりすることはありません。
出頭要請は、正式な書面で行われます。
また、警察官が口座番号や暗証番号を尋ねることは
絶対にありません。
もしこのような要求があれば、
すぐに詐欺だと判断して通話を終了してください。
詐欺の目的と心理操作
この手の電話詐欺の目的は、
「恐怖」「焦り」「信頼」の3つの心理を利用することです。
最初に事件関与をほのめかし、
「あなたが被害者でもあり、関係者でもある」と混乱させます。
そして「今すぐ対応すれば逮捕は避けられる」と安心させ、
その隙に金銭をだまし取ります。
- 恐怖で思考を止める
- 焦りで行動を急がせる
- 権威で信頼させる
- 連絡を続けさせて支配する
- 最終的に送金を誘導する
このような心理操作に気づくことが、
被害を防ぐ第一歩になります。
不審電話を受けたら
不審な電話がかかってきた場合は、
その場で会話を続けずに、
すぐに通話を切ってください。
そして、家族や友人に相談したり、
警察の相談窓口(#9110)へ通報することが重要です。
- すぐに通話を切る
- 個人情報を伝えない
- 金銭の要求には絶対に応じない
- 家族や知人に相談する
- #9110または警察署に通報する
同じ番号から繰り返し着信がある場合は、
着信拒否を設定し、記録を残しておきましょう。
万が一情報を伝えてしまったら
もし口座番号や住所、氏名などを話してしまった場合は、
すぐに金融機関と警察に連絡してください。
また、消費生活センター(局番なし188)にも相談し、
被害拡大を防ぐ対応を取りましょう。
- 銀行に連絡して口座を停止する
- 警察署へ被害届を提出する
- 消費生活センターに相談する
- 通話履歴を保管する
- 家族や知人に共有する
迅速な行動が、被害を最小限に抑えることにつながります。
まとめ
09033960537【090-3396-0537】 からの電話は、
全国の県警や京都府警捜査二課を名乗る
出頭要請詐欺電話 である可能性が非常に高いです。
警察を名乗られても、電話の内容に不審な点があれば、
すぐに通話を切り、公式の警察窓口へ確認しましょう。
落ち着いて行動し、詐欺の罠にかからないよう
冷静な判断を心がけてください。
あなたの慎重な対応が、
被害を防ぐ最も確実な手段です。

