09046590400【ニセ警察官/出頭要請】の詐欺電話です。

09046590400【ニセ警察官/出頭要請】の詐欺電話です。

09046590400【090-4659-0400】 からかかってくる、
警視庁や全国の県警 などを名乗り、
出頭要請や捜査協力を口実に
金銭を要求してくる
詐欺電話が報告されています。

この番号からの電話は、
「あなたの口座が犯罪に使われている」
「至急警察署に出頭してほしい」
「身の潔白を証明するために
一時的にお金を預けてください」
といった内容で強い不安を煽り、
被害者を混乱させた上で
金銭や個人情報を
だまし取る手口です。

この電話の手口と特徴

電話の発信者は落ち着いた声で
「警視庁〇〇課の△△です」などと名乗ります。

あたかも本物の警察官のように
専門的な言葉を使いながら、
「あなたの名前が事件に関係している」
「金融機関の不正を調査している」
などと説明を始めます。

そして、
「操作のためにあなたの口座を確認します」
「すぐに安全な口座にお金を移してください」
といった誘導を行い、
結果的に詐欺師が管理する
口座へ送金させようとします。

電話でよく使われる危険なフレーズ

この詐欺電話では、
信じ込ませるための
典型的なフレーズが多く確認されています。

  • 「あなたが捜査対象になっています」
  • 「このままだと逮捕状が出ます」
  • 「出頭命令が発行されています」
  • 「あなたの口座が犯罪に使われました」
  • 「至急対応しないと差し押さえになります」

これらの言葉を使って
強い恐怖心を与え、
冷静な判断力を奪うのが目的です。

特に「逮捕」「裁判」「差し押さえ」
などの強い言葉を多用し、
電話を切らせないようにします。

警察が電話でお金を要求することはない

実際の警察が、
電話だけで個人の口座情報を確認したり、
出頭や金銭の振込を求めることは
絶対にありません。

正当な手続きが必要な場合、
必ず書面で通知され、
直接本人に対して説明があります。

そのため、
電話で「警察です」と言われても、
そのまま信じず、
冷静に対応することが大切です。

もし不安を感じた場合は、
相手が伝えた番号ではなく、
自分で調べた警察署の公式番号へ
改めて問い合わせるようにしましょう。

不審電話を受けたときの対応方法

このような電話を受けた際には、
次の行動を徹底してください。

  • 相手の話を途中で遮っても構わないので電話を切る
  • 伝えられた電話番号に折り返さない
  • 必ず自分で調べた警察署に確認する
  • 家族や知人に相談して第三者の意見を聞く
  • 同一番号は着信拒否に設定する

犯人は会話の主導権を握ろうとし、
「録音されています」「協力義務があります」
といった言葉を使うことがありますが、
一切応じる必要はありません。

少しでも不審だと感じたら、
毅然とした態度で通話を終了し、
警察や消費生活センター(188)に相談してください。

被害に遭ってしまった場合

万が一、
個人情報や口座番号、
暗証番号などを伝えてしまった場合は、
すぐに銀行と警察に連絡しましょう。

被害が発生していなくても、
早めの対応によって
不正利用や二次被害を防げることがあります。

また、
「一度騙されそうになったから」と
放置するのではなく、
被害未遂の段階でも報告することで、
他の人を救うことにもつながります。

同様の電話が増加中

最近では、
「警視庁」「大阪府警」「埼玉県警」など
実在する警察組織の名前を使い分けて
発信してくるケースが多発しています。

また、
電話番号も定期的に変えながら発信されるため、
ブロックしても別の番号から
かかってくることもあります。

このような背景から、
全国の自治体や警察も
「警察を名乗る電話詐欺」に対して
強い注意喚起を行っています。

まとめ

09046590400【090-4659-0400】からの電話は、
警視庁や全国の県警などを装い、
出頭や金銭の振込を求める
詐欺電話です。

本物の警察が
電話でお金を要求することはありません。

不安を煽るような口調や、
「すぐに対応を」といった言葉が出た時点で、
詐欺の可能性が極めて高いと考えてください。

通話を切った後は、
自分で警察署や公式窓口に確認を取り、
周囲にも情報を共有しましょう。

冷静な判断が、
被害を防ぐ最も確実な手段です。

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