07090003196【070-9000-3196】 から
全国の県警や府警 を名乗り、
出頭要請を口実に金銭を要求してくる
詐欺電話が報告されています。
この電話は「あなたが事件の関係者として
捜査対象になっています」「至急出頭してください」
などと話し、不安をあおって冷静な判断を
奪おうとする悪質な手口です。
本物の警察が電話で出頭を命じたり、
金銭や個人情報を要求することは決してありません。
にもかかわらず、権威を装って信じ込ませるように
仕組まれているのがこの詐欺の特徴です。
この電話の特徴
この番号からの電話は、
「警察庁の捜査官」「◯◯県警の担当」などと名乗り、
一見本物のような話し方で接近します。
「あなたの口座が事件に使われている」
「犯罪に巻き込まれています」などと告げて、
個人情報の提供や金銭の送金を促してきます。
さらに「確認のため」「一時的な保管です」と言って
銀行口座や暗証番号を聞き出そうとするケースもあります。
典型的な詐欺の流れ
この種の電話には共通した流れが存在します。
一度話を信じてしまうと、次第に相手の指示に
従わされてしまうケースが多く報告されています。
- 「県警の◯◯です」と名乗る
- 「事件の関係者として名前が出ている」と告げる
- 「身の潔白を証明するには確認が必要」と言う
- 個人情報を質問し、銀行口座の情報を聞き出す
- 「安全のため」と言って金銭を振り込ませる
この流れのいずれかに該当すれば、
詐欺電話であると判断して間違いありません。
使われる危険な言葉の例
詐欺犯は信頼を得るために、
もっともらしい表現を使ってきます。
特に次のような言葉が出たら要注意です。
- 「警察庁の正式な連絡です」
- 「あなたの名義が事件に使われています」
- 「裁判手続きの前に確認が必要です」
- 「安全な口座に一時的に預けてください」
- 「この件は他言しないようにしてください」
これらはすべて典型的な詐欺トークであり、
どれかひとつでも該当すれば危険信号です。
警察を名乗る電話の見分け方
本物の警察は、電話だけで出頭や金銭を求めません。
また、急かしたり脅したりするような口調で
話すことも絶対にありません。
実際に警察が出頭を求める場合、
必ず正式な書面や訪問によって通知されます。
電話での命令や振込指示はすべて詐欺と断言できます。
不審な電話を受けたときの対処法
不審な電話を受けた場合は、
相手の言葉を最後まで聞く必要はありません。
会話を引き延ばそうとするので、
すぐに通話を切ることが最も安全です。
- 通話をすぐに切る
- 個人情報を絶対に伝えない
- 金銭要求は詐欺と判断する
- 家族や知人に相談する
- 警察相談専用ダイヤル「#9110」に連絡する
また、同じ番号から再びかかってきた場合は
着信拒否設定を行いましょう。
警察や通信事業者に報告することで
被害防止にもつながります。
被害を防ぐためにできること
このような詐欺は、高齢者や一人暮らしの人を
狙う傾向が強いため、家族や周囲の連携が重要です。
日頃から「不審な電話があったら必ず相談する」
というルールを決めておくことで、
被害を防ぐことができます。
また、電話番号検索サイトで情報を調べたり、
SNSや口コミを確認して同様の被害報告がないか
チェックするのも有効です。
もし情報を伝えてしまった場合
万が一、個人情報や口座情報を教えてしまったら、
すぐに警察と金融機関に相談してください。
被害が発生していなくても、
口座停止やカード無効化の手続きが必要です。
また、消費生活センター(局番なしの188)でも
専門の相談を受け付けています。
まとめ
07090003196【070-9000-3196】 からの電話は、
全国の県警や府警などを名乗り、
出頭要請や捜査協力を口実に金銭を要求する
極めて悪質な詐欺電話です。
警察は電話で金銭や個人情報を要求しません。
不安を感じたら通話を切り、
自分で公式番号を調べて警察に確認してください。
少しでも疑わしいと感じたら、
#9110 へ通報し、被害を未然に防ぎましょう。
冷静な対応が、あなたの財産と安全を守ります。

