09052283673【090-5228-3673】 から
警視庁や全国の県警 を名乗る
出頭要請詐欺電話が
各地で多数報告されています。
この電話は「あなたが事件に関係している」
「出頭命令が出ています」などと脅し、
恐怖心をあおって金銭や個人情報を
だまし取ろうとする極めて悪質な詐欺です。
実際の警察は、電話だけで出頭を命じたり、
金銭の要求をすることは絶対にありません。
電話の内容と特徴
この番号からの電話では、
「警視庁捜査一課の◯◯です」
「あなたの名義で犯罪が行われています」
「確認のために個人情報を教えてください」
などと伝え、信じ込ませようとします。
発信者は威圧的で落ち着いた口調を装い、
まるで本物の警察官のように話すのが特徴です。
さらに「事件の解決に協力してほしい」
「供託金を振り込めば無罪が証明できる」などと
金銭を支払わせようと誘導します。
- 「あなたの名義で不正口座が開設されています」
- 「このままでは逮捕状が出ます」
- 「捜査協力のために確認が必要です」
- 「至急、裁判手続きを止める必要があります」
- 「金銭を一時的に預かります」
このような発言があれば、すぐに通話を切り、
一切応じないようにしてください。
犯人の手口と心理操作
犯人は警察という立場を利用して、
「逆らえない」「信用すべき」という心理をつきます。
また、焦りや不安を与えることで、
冷静な判断をできなくさせるのが狙いです。
特に以下のような流れで詐欺が進行します。
- 「警視庁(県警)の◯◯です」と名乗る
- 「あなたの口座が犯罪に使われています」と脅す
- 「今すぐ手続きをすれば解決できます」と誘導
- 「確認のため個人情報を教えてください」と要求
- 「金銭を預ければ安全です」と振込を迫る
この流れのどこかに心当たりがあれば、
すでに詐欺のターゲットにされている可能性があります。
本物の警察はどう対応するのか
警察が正式に出頭を求める場合、
必ず文書で通知し、電話のみで命令することはありません。
また、金銭の振込や口座情報の確認などを
電話で行うことも絶対にありません。
「確認のために身分証を送ってください」
「指定口座へお金を入れてください」などの
要求はすべて詐欺と断定して構いません。
被害に遭わないための対処法
このような電話を受けたら、
相手の話を最後まで聞く必要はありません。
少しでも不審だと感じた時点で、
すぐに通話を切りましょう。
その後、自分で警察署の公式番号を調べ、
実際にそのような連絡があったかを確認してください。
- 通話をすぐに終了する
- 個人情報を一切伝えない
- 折り返し電話は絶対にしない
- 自分で公式番号を調べて確認する
- 不審な番号は着信拒否に設定する
また、家族や知人にも被害防止を呼びかけ、
同じような電話があっても動揺しないよう
日頃から情報を共有しておくと安心です。
もし情報を伝えてしまった場合
口座番号や住所、マイナンバーなどを
すでに伝えてしまった場合は、
すぐに利用銀行と警察に相談してください。
また、被害の疑いがあるときは
消費生活センター(局番なし188)でも
サポートを受けることができます。
詐欺被害は早期対応が何より重要です。
迷わず行動することが被害拡大の防止につながります。
被害を未然に防ぐポイント
このような詐欺は、特に高齢者を狙う傾向があり、
家族間での情報共有が効果的です。
日頃から「警察を名乗る電話は一度切る」
「金銭を要求されたらすぐ相談する」など、
明確なルールを決めておくことが大切です。
また、スマートフォンや固定電話の
迷惑電話ブロック機能を活用することで、
再度の被害を防ぐことができます。
まとめ
09052283673【090-5228-3673】 からの電話は、
警視庁や全国の県警などを名乗る詐欺電話 です。
「出頭命令」「捜査協力」「逮捕状が出る」などの
言葉で不安をあおり、金銭を要求するのが特徴です。
警察は電話で出頭や金銭を求めることはありません。
不審な電話を受けたら、通話を切り、
自分で公式番号に確認を取りましょう。
迷った場合は「#9110」または最寄りの警察署に
相談し、冷静な対応で詐欺被害を防いでください。

