09053643284【090-5364-3284】 からの着信は、
全国の県警や警視庁 を名乗り
「捜査協力」「至急出頭が必要」と
不安を煽ってくる詐欺電話
として多数報告されています。
突然「あなたの名前が事件に関連している」
「金融犯罪に関与した疑いがある」
「至急、事情聴取が必要です」
などと告げられ、
驚きと動揺で冷静さを奪い、
その隙に個人情報を聞き出す
極めて悪質な手口です。
これらの電話は、
あたかも本物の警察のような
丁寧な口調や専門用語を使用し、
受け手が信じてしまうように
巧妙に構成されています。
しかし警察は、電話だけで
突然出頭を命じたり、
個人情報や口座情報を要求することは
決してありません。
詐欺師は「確認のため」と称して、
フルネーム、住所、家族構成、
銀行情報、マイナンバー、
さらには口座凍結と称して
暗証番号まで聞き出そうとします。
この番号からの電話は、
絶対に応じてはいけません。
この電話詐欺の特徴
まず「県警の○○です」「警視庁の捜査課です」
と警察関係者を名乗り、
深刻な声で話を始めます。
会話は落ち着いた口調で進みますが、
途中から緊迫したトーンに変わり、
「あなたは容疑者候補です」
「このままでは逮捕の可能性があります」
「今すぐ対応しなければ危険です」
と不安を煽ります。
多くの被害報告では、
電話を切らせないように
強い口調で拘束するケースが
目立っています。
典型的な詐欺の流れ
- 警察を名乗り突然連絡
- 「事件に関係している」と告げ不安を煽る
- 出頭の必要性を強調し時間を奪う
- 本人確認と称して個人情報を要求
- 金融情報提供や送金指示に誘導
この手口は電話の途中で
別の偽担当者に繋ぐなど
組織的な詐欺の場合が多く、
非常に悪質です。
警察との決定的な違い
警察は電話で出頭命令をしない
正規の警察は、
出頭の必要がある場合
必ず文書など正式な手続きで
案内します。
電話だけで急かしてくる時点で
詐欺と判断できます。
個人情報を電話で要求しない
氏名や住所確認以外の情報、
特に金融情報や暗証番号などを
警察が電話で聞くことはありません。
暗証番号やコードを求められた時点で
即座に詐欺と断定してください。
折り返し番号が非公式
「この番号に折り返してください」
と言われても、
その番号に掛けてはいけません。
本物か確認する場合は、
自分で警察署の公式番号を検索し、
そちらへ連絡しましょう。
被害防止のための対策
- 聞かれた情報を絶対に答えない
- 警察名乗りでも即信じない
- 一旦電話を切り公式番号で確認
- 不安なら家族か警察相談窓口へ
- この電話番号は着信拒否設定
感情的にならず、
一度落ち着いて状況を判断することが
何より重要です。
もし電話を受けてしまったら
会話が始まっていても大丈夫です。
以下の方法が安全です。
「確認のためこちらから公式に
連絡します。失礼します」
と言い、通話を切ります。
相手は強く引き止めてきますが、
応じる必要はありません。
万が一情報を伝えてしまった場合
不安になっても冷静に対応します。
まず警察相談専用ダイヤル
「#9110」へ連絡し状況説明します。
同時に、口座情報を伝えてしまったなら
銀行へ連絡し口座保護を依頼します。
また、スマホやメールの
ログイン情報を伝えてしまった場合、
早急にパスワード変更や
二段階認証の再設定を行います。
まとめ
090-5364-3284からの電話は、
警察を名乗り信じ込ませ、
出頭命令や捜査協力を口実に
個人情報や金銭を狙う
極めて悪質な詐欺です。
突然の出頭命令や緊迫した指示は、
詐欺の代表的な手口です。
不安にさせる言葉に惑わされず、
必ず自分で公式番号に連絡し
真偽を確かめることが
最も安全な対策です。
家族や高齢の方にも共有し、
被害を未然に防ぎましょう。

