はじめに
09054974154【090-5497-4154】 という番号から、
全国の県警 や、
警視庁捜査2課を名乗る人物による、
「捜査協力をお願いしたい」「至急出頭してほしい」といった
詐欺電話が全国で報告されています。
実在する警察官の名前をかたり、
まるで本当の捜査に関わるかのように装って、
個人情報や金銭を狙う非常に悪質な手口です。
本記事では、この番号からの電話の内容や手口、
そして被害を防ぐための具体的な対処法を詳しく解説します。
09054974154からの電話の特徴
県警や捜査課を名乗り威圧的な話し方
発信者は「〇〇県警の△△です」「警視庁捜査2課の□□です」と名乗り、
「あなたの名義が事件に関係しています」
「捜査協力のため出頭が必要です」などと伝え、
相手を不安にさせる話し方をします。
しかし、警察が電話のみで出頭を求めることはありません。
正式な呼出は必ず書面(呼出状)で行われます。
個人情報の聞き出しが目的
会話の流れの中で「本人確認のためにお名前と生年月日を」
「口座情報を確認させてください」などと、
巧妙に個人情報を聞き出そうとします。
その後「確認のために振込をお願いする」などと
金銭を要求するケースも報告されています。
他の電話番号に誘導されるケースも
「担当部署につなぎます」「折り返しはこの番号に」などと指示し、
別の詐欺グループの番号へ転送させる手口もあります。
このような誘導には絶対に従ってはいけません。
詐欺の典型的な流れ
- 「県警の〇〇です」と名乗る
- 「あなたの名義が事件に使われています」と伝える
- 「確認のため出頭してください」と要求する
- 個人情報・口座番号などを聞き出す
- 金銭やカードの送付を指示する
この流れのいずれかに当てはまる場合、
その電話はほぼ確実に詐欺です。
見分け方と確認の方法
本物の警察は電話で出頭を求めない
警察は、電話で突然「出頭してほしい」とは言いません。
正式な要請は必ず文書で行われます。
自分で公式番号に確認する
相手が名乗った警察署が本物かどうかを確かめるには、
ネットや電話帳で公式番号を調べて、
自分から問い合わせることが重要です。
相手が伝えた番号には絶対に折り返してはいけません。
個人情報を伝えない
電話口で氏名・住所・生年月日・口座番号などを
伝えることは絶対に避けてください。
警察や公的機関が電話で個人情報や金銭を求めることは
一切ありません。
被害を防ぐための具体的対策
- 不審な電話はすぐに切る
- 警察署の公式番号を自分で調べて確認する
- 個人情報・口座番号を絶対に教えない
- 同じ番号は着信拒否設定にする
- 家族や高齢者にも注意喚起をする
- 不安を感じたら#9110(警察相談専用ダイヤル)へ相談
被害に遭ってしまったら
もし個人情報を伝えてしまった、
または金銭を送ってしまった場合は、
すぐに最寄りの警察署に相談してください。
加えて、銀行やクレジットカード会社へ連絡し、
口座やカードの停止手続きを行いましょう。
被害の拡大を防ぐためには、
できるだけ早い対応が重要です。
まとめ
09054974154【090-5497-4154】
からの電話は、
全国の県警
や警視庁捜査2課を名乗り、
「捜査協力」「出頭要請」などの名目で
個人情報や金銭を狙う悪質な詐欺電話です。
警察が電話で出頭を命じることは決してありません。
このような電話がかかってきたら、
すぐに通話を切り、警察相談専用ダイヤル
#9110
へ連絡し、被害防止のための助言を受けてください。

