09056965715【ニセ警察官／出頭要請】の詐欺電話です。

09056965715【090-5696-5715】 からかかってくる、
青森県警や全国各地の県警 を名乗る詐欺電話について、
注意点、対処法を詳しく解説していきます。

この番号からの電話はどんな内容なのか

09056965715【090-5696-5715】からの着信は、青森県警
や全国の県警を名乗り、「あなたのキャッシュカードが
犯罪に使われているので、身分証を持って出頭してください」
と告げる内容で話を始める詐欺電話です。

相手は強い口調で不安を煽り、冷静な判断を奪うことで
現金振込や電子マネー購入などの金銭要求へ誘導する
手口が確認されています。

警察や公的機関を名乗るため信じてしまう人も多く、
全国で同様の被害報告が相次いでいます。

最近では電話だけでなく、SMSやメールで同様の案内を
送るケースも増えており、番号だけでは安全性を判断
できないことがあります。

詐欺電話が語る典型的なストーリー

この番号からの電話では、多くの場合次のような流れで
話が展開されます。

これらは典型的な特殊詐欺の流れであり、どれか一つでも
該当すれば警戒が必要です。

警察は電話で出頭や金銭を要求しない

相手は「出頭」「捜査協力」などの言葉で不安を煽りますが、
実際の警察が電話だけで出頭を求めることは絶対にありません。

また、警察が金銭の振込や電子マネー購入を求めることも
あり得ません。これらが出た時点で間違いなく詐欺です。

さらに、警察や裁判所の正式な通知は、必ず郵送または
直接手渡しで行われます。電話だけで対応を迫られることは
ありません。

電話が語る不自然なポイント

青森県警や他県警を名乗っていても、詐欺を示す矛盾点が
いくつも存在します。

突然の電話で重大事件を告げる

本当にキャッシュカードが犯罪に関わる重大事件であれば、
個人携帯番号からの突然の連絡はあり得ません。

非通知や携帯番号を使う

警察の正式な連絡は固定電話の公式番号から行われます。
携帯番号や非通知での連絡は極めて不自然です。

個人情報を執拗に尋ねる

生年月日、カード番号、口座情報などを聞き出す行為は
詐欺の典型です。特に「他人に知られたくない情報」を
求められた場合はほぼ間違いなく詐欺です。

出頭を急かす

警察は電話で出頭命令を伝えることはなく、必ず書面で
通知します。

被害者が混乱しやすい心理的手口

詐欺師は心理操作に長けており、次のようなテクニックで
被害者を追い込みます。

この手口により冷静さを失い、記憶に残りづらい状態で
金銭を騙し取られてしまいます。

通話中に絶対やってはいけない行動

以下の行動は詐欺被害につながるため厳禁です。

一度情報を渡すと被害は加速し、後から取り戻すことは
極めて困難です。

電話を受けた際の正しい対処法

詐欺電話と疑わしい場合の対応として、次の方法が最も安全です。

すぐに通話を切る

相手の話を聞く必要はありません。少しでも不審に感じたら
即座に切電することが最善です。

折り返しは絶対にしない

相手の指示した番号は詐欺窓口につながるため危険です。

情報を提供しない

住所、生年月日、カード番号、口座番号など、個人情報は
絶対に話さないで下さい。

不安な場合は警察相談窓口へ

#9110で相談すれば、実際の警察官が状況を確認し、
適切な対応を案内してくれます。

家族への注意喚起が重要

この種の詐欺は高齢者を狙うことが多く、一度信じて
しまうとそのまま指示に従ってしまう危険があります。

家族間で「不審な電話が来たら必ず相談する」という
ルールを決めておくと被害防止に大きく役立ちます。

もし被害に遭ってしまったら

金銭を振り込んでしまった場合は、一刻も早く銀行へ
連絡し、振込停止の手続きを依頼してください。

続いて、最寄りの警察署へ被害届を提出し、状況を
詳しく説明することで調査が進みます。

また、消費生活センターへ相談することで追加の支援
を得られる場合もあります。

まとめ

09056965715【090-5696-5715】からの電話は、青森県警や
全国の県警を名乗る極めて悪質な詐欺電話であり、
キャッシュカードの不正利用を理由に不安をあおり、
金銭を騙し取る手口が確認されています。

警察は電話で出頭を命じたり、金銭の振込を求めること
は絶対にありません。少しでも不審に感じたら通話を切り、
情報提供は一切せず、#9110や警察署へ相談して
安全を確保してください。