はじめに
09059106382【090-5910-6382】 という番号から、
警視庁捜査二課や全国の県警 を名乗る人物による
電話が確認されています。
この電話は「あなたの名義が事件に関わっています」
「捜査協力のため出頭してください」
などと不安をあおる内容で、
警察官を装った詐欺電話であることが分かっています。
本記事では、090-5910-6382からの電話の特徴や手口、
被害を防ぐための具体的な対処法について解説します。
090-5910-6382からの電話の特徴
「警察」「捜査課」を名乗る
発信者は「警視庁捜査二課」「◯◯県警刑事課」などと名乗り、
公的機関の職員を装って信用させようとします。
落ち着いた口調で話すため、
一見すると本物の警察官のように感じられますが、
これは詐欺グループによる巧妙な偽装です。
「捜査協力」「出頭要請」を口実にする
詐欺電話では、次のような言葉で接触してきます。
- 「あなたの口座が事件に関与しています」
- 「捜査協力のため、署まで来てください」
- 「本人確認のため、番号や住所を教えてください」
- 「警察庁監査部から確認依頼があります」
これにより、個人情報や金銭をだまし取ることが目的です。
電話で出頭を命じることは絶対にない
本物の警察が電話だけで出頭を求めたり、
個人情報を聞き出すことはありません。
正式な呼び出しは必ず「書面」で行われるため、
電話での要求はすべて詐欺です。
典型的な詐欺電話の流れ
- 「県警」「捜査課」と名乗って電話をかける
- 「あなたの名義で事件が発生しています」と不安をあおる
- 「捜査協力のため出頭してください」と迫る
- 身分証番号や口座番号などを聞き出そうとする
- 最終的に金銭や個人情報を搾取する
このような手口は、警察官を装った特殊詐欺の典型例です。
被害を防ぐためのチェックポイント
警察の名乗りでも信用しない
「警察」「県警」「捜査課」と名乗っても、
その場で信用せず、一度電話を切ることが重要です。
その後、警察相談専用ダイヤル(#9110)に連絡して確認しましょう。
個人情報は絶対に教えない
住所・口座番号・マイナンバー・免許証番号などは
どのような理由をつけられても教えてはいけません。
出頭要請には応じない
電話だけで出頭を求めることはありません。
「今すぐ署まで来てください」と言われても、応じず冷静に対応します。
安全な対応方法
- 電話を受けたら即座に通話を終了する
- 「09059106382」を着信拒否に設定する
- 家族や周囲にも注意喚起する
- 警察相談専用ダイヤル(#9110)に報告する
- 通話内容を録音・記録できる場合は証拠として残す
特に高齢者や一人暮らしの方を狙うケースが多いため、
周囲と情報を共有し注意を促すことが大切です。
まとめ
09059106382【090-5910-6382】
からの電話は、
全国の県警や警視庁捜査二課
を名乗り、捜査協力や出頭要請を装った
個人情報・金銭詐取の可能性が高い詐欺電話です。
本物の警察は電話で出頭を命じたり、
個人情報を尋ねることは決してありません。
不審な電話があった場合は通話をすぐに切り、
警察相談専用ダイヤル(#9110)
または
消費者ホットライン(188)
に相談して被害を防ぎましょう。

