09074811097【090-7481-1097】 から
全国の県警や府警 を名乗る
出頭要請詐欺電話が報告されています。
この電話は、「あなたの名前が事件に関係している」
「至急出頭してほしい」などと告げて、
強い不安を与えながら金銭や個人情報を
だまし取ろうとする悪質な詐欺手口です。
実際の警察が電話だけで
出頭を命じたり、金銭を要求したりすることは
絶対にありません。
このような電話はすべて詐欺です。
この電話の概要
この番号からの電話では、
「○○県警の△△です」と名乗り、
あなたが捜査対象になっていると伝えてきます。
その後、「確認が必要です」「至急対応が必要です」
と焦らせながら、身分証番号や口座情報などを
聞き出そうとします。
最終的には「手続きを完了するため」などの名目で
金銭の振込や電子マネーの購入を指示されるケースが
多く確認されています。
典型的な電話の流れ
犯人は段階的に不安をあおり、
冷静な判断を奪って金銭を要求します。
- 「県警の〇〇です」と名乗って電話をかける
- 「あなたの口座が事件に使われた」と告げる
- 「出頭命令が出ている」と脅す
- 「本人確認」と称して個人情報を聞く
- 「保証金を支払えば解決」と金銭を要求
これらの流れに一つでも当てはまれば、
詐欺の可能性が非常に高いと判断してください。
詐欺電話で使われる危険なフレーズ
犯人は警察を名乗り、
信じさせるために巧妙な言葉を使います。
次のような発言があればすぐに詐欺を疑いましょう。
- 「警察庁からの正式な通達です」
- 「あなたの名義が犯罪に利用されています」
- 「今すぐ出頭しなければ逮捕状が出ます」
- 「身の潔白を証明するには保証金が必要です」
- 「捜査協力のために口座情報を教えてください」
このような言葉が出たら、
即座に電話を切ることが大切です。
本物の警察ならどうするか
実際の警察は、電話で出頭を命じることはありません。
正式な出頭依頼や通知は書面で行われます。
また、電話で金銭や個人情報を求めることも
一切ありません。
「電話で出頭」「電話で支払い」は
詐欺の決定的なサインです。
不審な電話を受けたときの対処法
少しでも不審だと感じたら、
すぐに通話を切って構いません。
相手に説得される前に切ることが
最も効果的な対処です。
- 指示には従わず、すぐ通話を終了する
- 個人情報や金銭を絶対に渡さない
- 家族や同僚にすぐ相談する
- 相手が名乗る組織を公式番号で確認する
- 同じ番号からの着信は着信拒否に設定
また、相手が言った番号ではなく、
自分で調べた警察署や機関の
公式電話番号にかけ直して確認しましょう。
被害を防ぐために
このような詐欺は、特に高齢者や
一人暮らしの方を狙う傾向があります。
家族で事前にルールを決め、
不審な電話があった場合は
すぐに相談するように心がけましょう。
普段から知らない番号には出ず、
留守番電話で相手の名乗りを確認してから
折り返すようにするのも有効です。
情報を教えてしまった場合
もし住所や口座情報を教えてしまった場合は、
すぐに最寄りの警察署と金融機関に連絡してください。
必要に応じて口座凍結やカード停止の手続きを
行うことが重要です。
また、消費者ホットライン(188)でも
専門の相談員が対応しています。
早めの連絡が被害拡大を防ぐ鍵です。
まとめ
09074811097【090-7481-1097】 からの電話は、
全国の県警や府警を名乗り、
出頭や金銭を要求する悪質な詐欺電話です。
警察は電話で出頭や支払いを求めることはありません。
少しでもおかしいと感じたら通話を切り、
#9110 や最寄りの警察署へ相談してください。
不審な電話には決して応じず、
冷静に対応することが
被害を防ぐ最も確実な方法です。

