09077963359【090-7796-3359】 から
全国の県警など を名乗り、
出頭要請を口実に金銭を要求してくる
詐欺電話が報告されています。
この番号からの電話は、あたかも警察機関や
公的な部署を装って信頼を得ようとする、
極めて悪質な詐欺の手口の一つです。
最近では「あなたの名義が犯罪に使われている」
「至急確認が必要」「指定口座に振り込みを」
などといった内容で脅すように話し、
金銭を振り込ませようとするケースが増えています。
この電話の主な特徴
この番号からの電話は、まるで本物の警察官のような
口調や肩書を使って話しかけてくるのが特徴です。
多くの場合、成りすまし先として「全国の県警」や
「刑事課」「捜査一課」「サイバー犯罪対策室」などの
名前を出し、信頼させようとします。
また、被害者を混乱させるために、
実際に存在する警察署名を名乗ることもあります。
よくある詐欺の話の流れ
電話の内容は一見もっともらしく、
警察からの正式な連絡のように思わせますが、
最終的な目的はお金を騙し取ることです。
- 「あなたの名前が事件に関係している」と告げる
- 「出頭要請が出ている」「至急確認が必要」と脅す
- 「身の潔白を証明するには口座確認が必要」と誘導
- 「安全な口座に一時的に預けて」と言って送金させる
- その後、連絡が取れなくなり被害に遭う
このように、警察を装いながら心理的に追い込み、
冷静な判断を奪って金銭を要求するのが手口です。
警察を名乗る電話の見分け方
本物の警察が一般市民に電話で出頭要請をしたり、
口座番号を尋ねたり、金銭の振込を求めることは
絶対にありません。
- 「事件に関係している」と脅してくる
- 「出頭しないと逮捕する」と威圧する
- 「身分証や口座を確認したい」と言う
- 「今すぐお金を振り込め」と要求する
- 「警察官」を名乗るが階級や部署が曖昧
このような発言が一つでもあった場合は、
詐欺の可能性が非常に高いため、
すぐに電話を切るようにしましょう。
実際の警察の対応との違い
本物の警察が事件や捜査に関する要請をする際は、
必ず正式な書面または直接の訪問によって行います。
また、捜査対象者や参考人に対しても、
電話で金銭を要求したり、振込を指示することは
絶対にありません。
電話で「至急」「今すぐ」「振り込め」などと
急がせる口調で言われた場合、
その時点で詐欺と断定して問題ありません。
被害を防ぐための具体的な対処法
不審な電話を受けた場合は、慌てず冷静に対応し、
決して相手の指示に従わないようにしましょう。
- 「折り返します」と言って一度電話を切る
- 自分で県警の代表番号にかけ直し、確認する
- 個人情報や口座番号を絶対に伝えない
- 家族や知人に相談し、第三者の意見を聞く
- 不審な場合は警察相談専用ダイヤル#9110へ通報
また、万が一個人情報を伝えてしまった場合は、
すぐに最寄りの警察署や金融機関に相談し、
被害拡大を防ぐ手続きを取ることが重要です。
このような詐欺電話が増加している理由
最近では、電話番号を偽装できる技術を悪用して、
あたかも公的機関や企業からの発信のように
見せかける手口が横行しています。
特に携帯番号(090や080)から発信されている場合、
一見個人の電話のように見えますが、
実際には使い捨ての携帯やアプリ番号を
利用しているケースもあります。
これにより、発信者の追跡が難しくなり、
同様の詐欺が全国的に広がっているのです。
まとめ
09077963359【090-7796-3359】 からの電話は、
全国の県警を名乗り「出頭要請」や「確認」と称して
金銭を要求する極めて悪質な詐欺電話です。
実在する警察署の名前を出して安心させ、
恐怖心を煽って金銭を騙し取ろうとします。
本物の警察は電話でお金を要求することはありません。
このような電話を受けた場合はすぐに通話を終了し、
家族・知人・警察相談窓口へ連絡しましょう。
被害を未然に防ぐために、
不審な電話には一切応じないことが大切です。

