09087128983【090-8712-8983】 から
全国の県警や府警 を名乗る詐欺電話が
各地で報告されています。
この電話は「あなたが捜査対象です」
「出頭命令が出ています」などと告げ、
不安や焦りを煽って金銭や個人情報を
だまし取る悪質な詐欺の手口です。
実際の警察が電話だけで出頭を命じたり、
金銭を要求することは絶対にありません。
この電話の特徴
この番号からの電話では、
「◯◯県警の捜査員の△△です」と名乗り、
「あなたの口座が事件に使われた」
「至急出頭が必要です」などと話します。
最初は丁寧な口調ですが、会話が進むにつれて
「出頭命令が出ている」「支払いが必要」などと
脅すような言葉を使ってきます。
金銭の支払いや個人情報の提示を促すことが
最大の目的です。
- 「県警の捜査であなたの名前が出た」
- 「出頭命令が出ています」
- 「供託金を支払えば解決できます」
- 「誤認逮捕を防ぐために協力してほしい」
- 「確認のため口座を教えてください」
このような発言が出た場合、
間違いなく詐欺電話と判断してよいでしょう。
典型的な詐欺の流れ
犯人はまず警察官を装い、権威を利用して信頼を得ます。
その後「捜査の一環」「事件解決のため」などと理由を付け、
相手を心理的に追い込みます。
最終的には「供託金」「保証金」「確認手続き料」などの
名目で金銭を振り込ませようとします。
- 「県警の者です」と名乗る
- 「事件の関係者として確認が必要」と伝える
- 「出頭命令が出ています」と脅す
- 「誤認逮捕を避けるため手続きが必要」と誘導
- 「供託金を支払えば問題ない」と金銭を要求
このような流れに当てはまる場合は、
即座に通話を終了し、警察へ相談してください。
警察が電話で行わないこと
本物の警察は、電話で出頭命令を出したり、
金銭を要求することは一切ありません。
正式な出頭要請や通知は、必ず書面や
直接の手続きで行われます。
「緊急」「至急対応」など、判断を急がせる言葉を
使ってくる場合は特に注意が必要です。
不審電話を受けたときの対処法
不審な電話がかかってきた場合は、
会話を続けずにすぐ電話を切ってください。
犯人は会話を長引かせ、冷静さを失わせることで
被害を拡大させようとします。
- 個人情報を絶対に伝えない
- 金銭の振込や支払いには応じない
- 通話を続けずにすぐ切る
- 番号を着信拒否に設定する
- 警察署や家族に相談する
また、相手から伝えられた番号へ折り返すことは
非常に危険です。
自分で公式サイトなどから連絡先を調べ、
正しい機関へ確認しましょう。
もし情報を伝えてしまった場合
もし個人情報や口座情報を教えてしまった場合は、
すぐに最寄りの警察署と銀行に連絡してください。
状況によっては、口座凍結などの緊急措置を
取る必要があります。
また、消費生活センター(局番なし188)でも
詐欺電話に関する相談を受け付けています。
被害を防ぐために
詐欺電話は高齢者を中心に広く狙われています。
家族や知人と普段から情報を共有し、
「警察を名乗る電話は詐欺の可能性がある」と
意識しておくことが重要です。
また、スマートフォンや固定電話に
迷惑電話対策機能を設定しておくと、
被害を未然に防ぐことができます。
まとめ
09087128983【090-8712-8983】 からの電話は、
全国の県警や府警を名乗る詐欺電話 です。
「出頭命令」「供託金」「捜査協力」などの
言葉を使って金銭をだまし取ろうとします。
警察は電話で金銭を要求することはありません。
不審な電話を受けたら、すぐに通話を切り、
警察相談専用ダイヤル「#9110」へ
連絡してください。

