09088864857【090-8886-4857】 から
全国の県警や京都府警伏見署を名乗る詐欺電話 が
全国で多数報告されています。
この電話は、「あなたが事件に関係している」
「出頭命令が出ています」「至急対応が必要です」
などと告げ、不安を煽ったうえで、
金銭の支払いや個人情報の提供を
求める悪質な詐欺手口です。
実際の警察が電話のみで出頭を命じたり、
金銭の振込を求めることは絶対にありません。
このような電話を受けた場合は、
慌てず冷静に対応し、すぐに通話を切ることが
最も安全な行動です。
この電話の特徴
この番号からの着信では、
発信者が「京都府警伏見署の〇〇です」
「県警の捜査員です」などと名乗り、
公的機関を装って信頼させようとします。
その後、「あなたの口座が犯罪に使われた」
「出頭要請が出ています」などと告げて、
「今すぐ指示に従えば問題にならない」などと
言葉巧みに金銭を要求してきます。
- 警察官や県警職員を名乗る
- 事件・出頭・口座凍結などを口実に不安を煽る
- 個人情報・口座番号を聞き出す
- 「至急対応を」と焦らせる
- 送金・振込を要求する
こうした特徴がある電話は、
詐欺の可能性が極めて高いといえます。
典型的な詐欺の手口
詐欺グループは、相手に考える時間を与えず、
短時間で金銭や情報を引き出そうとします。
その流れは以下のようなものです。
- 「京都府警伏見署の〇〇」と名乗る
- 「あなたが関与した事件がある」と説明
- 「出頭命令が出ています」と脅す
- 「口座確認のために教えてください」と要求
- 「今すぐ送金すれば取り下げます」と誘導
このような話をされた場合、
本物の警察ならあり得ない内容だと
すぐに気づくべきです。
詐欺犯がよく使う言葉
犯人は信じ込ませるために、
あたかも公的手続きのような言葉を使います。
次のような発言があれば要注意です。
- 「京都府警伏見署の捜査員です」
- 「あなたの口座が犯罪に使われています」
- 「このままだと逮捕されます」
- 「今すぐ出頭してもらう必要があります」
- 「解決のために一時金を預かります」
これらの言葉が出た時点で、
詐欺と判断して通話を終了しましょう。
本物の警察との違い
警察が電話だけで「出頭を命じる」ことや
「金銭を振り込むよう求める」ことは
一切ありません。
出頭要請や事情聴取は必ず書面で通知され、
電話で即時の行動を迫ることはありません。
また、警察が「他言しないように」
「今すぐ送金すれば問題にならない」
などと言うことも決してありません。
被害を防ぐためのポイント
このような電話への最も有効な対策は、
「相手の話を信じない」「会話を続けない」
ことです。
電話を切ったあとで、
自分で警察署の公式番号を調べて
確認するようにしましょう。
- 知らない番号は出ない・折り返さない
- 「警察」を名乗っても鵜呑みにしない
- 金銭・口座情報は絶対に教えない
- 通話を続けずすぐに切る
- 同じ番号は着信拒否登録する
また、家族や高齢者の方が
こうした電話の標的になるケースが多いため、
「不審な電話は必ず相談する」
というルールを共有しておくことが重要です。
もし情報を渡してしまったら
万が一、口座情報や個人情報を
教えてしまった場合は、
すぐに警察と金融機関に連絡してください。
また、消費者ホットライン「188(いやや)」
でも相談を受け付けています。
一人で悩まず、早めに専門窓口に
相談することが大切です。
まとめ
09088864857【090-8886-4857】 からの電話は、
警察機関を装って出頭要請を偽装し、
金銭や個人情報を詐取する
極めて悪質な詐欺電話です。
本物の警察が電話で金銭を要求したり、
出頭命令を口頭で伝えることはありません。
少しでも不審に感じたら、
すぐに通話を切り、#9110 もしくは
最寄りの警察署に相談してください。

