はじめに
08095624260【080-9562-4260】 という番号から、
全国の県警 や、
警視庁捜査2課を名乗る人物による、
「捜査協力をお願いしたい」「出頭してほしい」といった内容の
詐欺電話が全国的に確認されています。
この電話は、実際の警察機関とは一切関係がなく、
不安をあおって個人情報や金銭を奪おうとする悪質な詐欺グループの仕業です。
本記事では、この番号からの電話内容・手口の特徴、
そして被害を防ぐための具体的な対処法を詳しく解説します。
08095624260からの電話の内容
「全国の県警」や「警視庁捜査2課」を名乗る
電話に出ると、落ち着いた口調で「県警の〇〇です」「警視庁捜査2課の□□です」などと名乗り、
「あなたの名義が事件に使われています」「捜査協力をお願いしたい」などと話します。
まるで本当の捜査関係者のように装いますが、
警察がこのように電話で出頭や協力を求めることは絶対にありません。
出頭要請や個人情報の確認を要求
会話の中で、「身分証を確認したい」「ご本人確認をしたい」などと理由をつけ、
住所・生年月日・銀行口座番号などの個人情報を聞き出そうとします。
また、「手続きのため」「調査協力金が必要」などの名目で、
金銭の振込を指示するケースもあります。
巧妙な話術で信じ込ませる
「警察庁のデータにあなたの情報が出ています」
「被害を防ぐために一度来署を」など、
相手を焦らせる言葉を使い、
思考を止めて従わせようとします。
これが詐欺の典型的な心理的手口です。
詐欺電話の典型的な流れ
- 「県警の〇〇です」と名乗り連絡してくる
- 「あなたの名義が事件に使われています」と伝える
- 「出頭が必要です」と不安をあおる
- 個人情報を聞き出す
- 金銭やカードの送付を要求する
この流れのどれか一つでも当てはまる場合、
その電話はほぼ確実に詐欺です。
見分け方と注意点
警察は電話で出頭を命じない
本物の警察は、電話だけで「出頭」や「捜査協力」を求めることはありません。
正式な要請は必ず「呼出状」などの書面で行われます。
折り返し電話をしない
相手が「この番号にかけ直してください」と言っても、
それは詐欺グループが用意した番号です。
自分で警察署の公式番号を調べ、直接確認することが重要です。
個人情報を一切伝えない
名前や住所、生年月日、口座番号など、
どんな情報であっても絶対に教えてはいけません。
これらは詐欺グループに悪用される危険があります。
被害を防ぐための具体的対策
- 不審な電話はすぐに切る
- 発信番号「08095624260」は着信拒否設定にする
- 家族や知人にも注意を呼びかける
- 個人情報や金銭のやりとりをしない
- 警察相談専用ダイヤル「#9110」に相談する
特に高齢者を狙うケースが多く、
家庭内での情報共有や注意喚起が被害防止につながります。
被害に遭ってしまった場合
もしすでに個人情報を伝えてしまったり、
金銭を送ってしまった場合は、
速やかに最寄りの警察署へ相談してください。
また、口座情報を伝えた場合は、
すぐに銀行やクレジット会社へ連絡し、利用停止や口座凍結の手続きを行いましょう。
まとめ
08095624260【080-9562-4260】
からの電話は、
全国の県警
や警視庁捜査2課をかたり、
「捜査協力」「出頭要請」などの名目で個人情報や金銭をだまし取る
悪質な詐欺電話です。
警察が電話で出頭を求めることは絶対にありません。
不審な電話がかかってきた場合は、すぐに通話を切り、
#9110(警察相談専用ダイヤル)
または最寄りの警察署へ相談しましょう。
早めの対応が被害を防ぐ最善の方法です。

