警察を名乗る詐欺電話は、毎日さまざまな
電話番号から発信され、私達から金銭を
奪い取るためにコンタクトを取ろうとしてきています。
殆どは携帯電話からの発信ですが、
中には本物の警察の電話番号に偽装して
発信されているケースもあるため、
番号だけを見て「これは本物の警察だ」と
判断してしまうのは早計です。
ここでは、警察を名乗る詐欺電話に
騙されないようにするための情報として
「警察を名乗る電話の最新事例と手口」について
具体的な例を挙げながら、詳しく解説していきます。
事例1:空港の税関職員から警察官に電話を繋ぐパターン
このパターンの事例では、最初に
「成田空港」や「新千歳空港」の
税関職員を名乗って電話をかけてきます。
そして、電話口で
「〇〇空港の税関職員の××です」と名乗り、
空港の税関で発見された荷物について
話をしたいと言ってきます。
その後、電話口では
以下のような内容を告げられます。
- 空港で詐欺グループを拘留している
- あなた名義の荷物に「違法な物品」が入っていた
- 警察と連携して捜査している
- 詳しい話を聞きたいから警察に電話を繋ぐ
その後、警察官役の詐欺師に電話を繋ぎ、
そこからは「いつもの警察を名乗る詐欺電話と同様の流れ」
に持って行くという形になります。
事例2:NTTや楽天モバイルから警察官に電話を繋ぐパターン
このパターンでは、先に電話会社の職員を装い、
電話をかけてくるという特徴があります。
まず、NTTや楽天モバイルの職員を名乗り、
「携帯電話が不正利用されている」
と電話をかけてきます。
そして、以下のような内容が告げられます。
- あなた名義の携帯電話が詐欺に利用されている
- 詐欺グループの主犯格〇〇に心当たりはないか
- 警察と連携して捜査している
- 詳しい話を聞きたいから警察に電話を繋ぐ
「警察と連携」と言って警察官役の詐欺師に
電話を繋ぐのは、先程の税関を名乗るパターンと同様です。
警察官役の詐欺師に電話を繋いだ後は、
いつものパターンと同じように
出頭要請する流れに持ち込むという形になっています。
まとめ:最新事例を知り、警察を名乗る詐欺電話を撃退しよう!
ここでご紹介している最新事例は、
情報が入り次第、随時追加していきます。
そのため、定期的にチェックして頂けると幸いです。
今後も、電話の安全・安心を守る
最新情報を提供して参りますので、
どうぞよろしくお願いいたします。

