08088095611【080-8809-5611】 から
全国の県警を名乗る詐欺電話 が
かかってくるという報告が複数寄せられています。
この電話は「あなたが捜査対象になっています」
「至急出頭してください」「協力しないと逮捕状が出ます」
などと告げて不安をあおり、金銭や個人情報を
だまし取る悪質な詐欺の一種です。
実際の警察が電話だけで出頭を求めたり、
金銭を要求することは絶対にありません。
このような内容の電話はすべて無視し、
即座に通話を切ることが最も安全です。
この電話の特徴
この番号からの電話では、
「警視庁」「県警本部」「刑事課」などの
実在する組織名を名乗ることがあります。
会話の内容は非常に緊迫しており、
「あなたの名義が犯罪に使われた」
「口座を保全するために一時的に凍結する」
などと理由をつけて、金銭を振り込ませようとします。
特に、次のような言葉が出た場合は要注意です。
- 「警察庁の捜査課からの正式な連絡です」
- 「あなたの口座が犯罪資金に使われています」
- 「逮捕状が出ており、身分確認が必要です」
- 「今すぐ本人確認をしないと逮捕になります」
- 「手続きのために指定口座へ振り込んでください」
これらはいずれも詐欺グループが使う典型的な文言で、
話を信じて対応してしまうと、被害が拡大します。
実際の警察との違い
本物の警察は、電話一本で「出頭を求める」ことはありません。
また、口座番号や暗証番号を尋ねたり、
現金を振り込ませるような指示を出すこともありません。
警察が正式に連絡する場合は、
必ず書面や訪問での通知を行い、
身分証の提示を伴います。
そのため、電話口で「警察です」と言われても、
そのまま信じてはいけません。
詐欺電話の典型的な流れ
このような詐欺電話では、会話の進行に
一定のパターンが確認されています。
- 警察を名乗り、事件の捜査を装う
- 「あなたの名前がリストにある」と脅す
- 不安をあおり、個人情報を聞き出す
- 「捜査協力」と称して金銭を要求する
- 「他言無用」と言って秘密裏に行動させる
これらの流れのいずれかに該当する場合は、
間違いなく詐欺電話であると判断できます。
不審な電話を受けたら
このような電話を受けても、慌てる必要はありません。
まず冷静に通話を切り、家族や警察に相談してください。
- 相手の話を途中で遮って電話を切る
- 個人情報や口座情報を絶対に伝えない
- 指定口座への送金要求には応じない
- 警察署に自分から連絡して確認する
- 同じ番号からの着信は着信拒否に設定
また、電話番号を調べると
他の被害報告が掲載されていることもあります。
不審な番号は事前に検索しておくのも有効です。
家族や高齢者への注意喚起
このような詐欺電話は、
特に一人暮らしの高齢者を狙って
繰り返しかけられる傾向があります。
家族や知人の間で、
「警察を名乗る電話があったらまず相談」
というルールを決めておくと安心です。
また、固定電話に録音機能を設定したり、
留守番電話モードを常時オンにすることも
被害防止に役立ちます。
情報を伝えてしまった場合
もしもすでに名前や住所、口座番号などを
伝えてしまった場合は、すぐに行動しましょう。
最寄りの警察署へ相談し、
併せて利用銀行にも被害の可能性を報告してください。
消費生活センター(188)でも、
詐欺被害の相談や対応を受け付けています。
まとめ
08088095611【080-8809-5611】 からの電話は、
警察や県警を装い、金銭をだまし取る
極めて悪質な詐欺電話の可能性が非常に高いです。
警察が電話で出頭や金銭を要求することはなく、
「逮捕状」「至急対応」などの言葉が出たら、
詐欺であると疑ってください。
通話を続けず、すぐに切断し、
#9110 または最寄りの警察署に
相談することが安全な対応です。

