05023004402【050-2300-4402】 から
「電気の窓口 サンエブリー」 と名乗る
電話がかかってくるという
報告が複数寄せられています。
この電話では「69歳以下で一戸建ての持ち家に住んでいる方限定」や
「電気料金の基本料金が半額になる」といった説明をして、
電力契約の切り替えや蓄電池の導入を勧める内容となっています。
しかし、実際には多くのケースで契約内容が複雑で、
十分な説明を受けないまま契約トラブルに発展する事例も報告されています。
「電気の窓口 サンエブリー」を名乗る電話の内容
この番号からの電話では、主に次のような話をしてきます。
- 「69歳以下の方限定で、電気の基本料金が半額になる」
- 「電力自由化に伴い、今のプランより安くできる」
- 「蓄電池を導入すれば、電気代がさらに下がる」
- 「東北電力(または地域電力会社)の管轄で特別な案内をしている」
- 「無料の診断だけでも受けてほしい」
これらのセールストークは、一見お得に見えますが、
実際には「代理店」や「提携業者」を装って契約を迫る手口です。
正規の電力会社や行政機関が、
このように特定の年齢層を対象に電話で営業を行うことはありません。
この電話の注意点
電話口で「電気代が安くなる」「特別プラン」などと説明してきても、
実際には条件や契約期間が不明確な場合が多く、
安くなるどころか費用が増えるケースもあります。
また、「東北電力」「関西電力」などの名前を出して、
あたかも正規の関連会社のように見せかけることもありますが、
多くは関係のない民間営業会社です。
次のような点には特に注意してください。
- 契約先の正式名称を確認してもはっきり答えない
- 「今すぐ切り替えれば安くなる」と急がせる
- 検針票やお客様番号を聞き出そうとする
- 訪問日を勝手に決めてくる
- 「基本料金が半額」は実際の電力会社では行っていない
特に「検針票を見せてください」という要求は、
契約情報を使って他社へ勝手に切り替えられる恐れがあるため、
絶対に応じないようにしましょう。
電力切替や蓄電池の電話営業の実態
電力自由化以降、電気料金の見直しを装った勧誘が増加しています。
営業会社の多くは「電力の見直し」「環境に優しいプラン」などと称して
家庭に電話をかけ、最終的には高額な蓄電池や太陽光発電設備の
販売契約へと誘導するケースも少なくありません。
これらの契約は長期ローンやリース契約を伴う場合があり、
途中解約に高額な違約金が発生することもあります。
不審な電話を受けた場合の対応
もしこのような電話を受けた場合は、
次の点を守ることで被害を防ぐことができます。
- その場で契約や個人情報を伝えない
- 電力会社の正規窓口に確認する
- 「安くなる」と言われても即決しない
- 不審な電話は着信拒否に設定する
- しつこい場合は消費生活センター(188)に相談する
また、録音機能を活用して通話内容を保存しておくと、
後のトラブル対応に役立ちます。
公式な電気料金の見直しをするには
電気料金を見直したい場合は、
自分から電力会社の公式サイトや正規代理店に連絡するのが安全です。
「基本料金が半額になる」などの特別なキャンペーンを
電話で案内することは、正規の電力会社では行われていません。
契約内容の確認や見直しは、
必ず公式な書面・Webページから行うようにしましょう。
まとめ
05023004402【050-2300-4402】 からの電話は、
「電気の窓口 サンエブリー」を名乗り、
「69歳以下の方限定で基本料金が半額になる」として
電力切替や蓄電池導入を勧める営業電話です。
しかし、これは実際の電力会社の公式キャンペーンではなく、
民間業者による販売勧誘の一種です。
安易に個人情報を伝えたり、
その場で契約に同意することは絶対に避けましょう。
不審に感じた場合は通話を切り、
必ず電力会社の公式窓口か消費生活センター(188)に
相談することを強くおすすめします。

