09069946476【090-6994-6476】 から
全国の県警や京都府警を名乗る
出頭要請型の詐欺電話 が報告されています。
この電話は、「あなたが事件の関係者だ」
「至急出頭が必要です」「協力しないと逮捕状を出す」
などと脅し、不安を煽ったうえで
金銭や個人情報を騙し取る悪質な手口です。
本物の警察は、電話だけで出頭や金銭を
求めることは決してありません。
このような電話を受けた場合、
絶対に指示に従わず、すぐに通話を切ってください。
電話の内容と特徴
この番号からの電話は、発信者が
「京都府警の○○です」「県警の捜査担当です」
と名乗り、あたかも正式な捜査連絡のように
装うケースが確認されています。
「あなたの口座が犯罪に使われた」
「調査のために身元確認が必要」
「出頭命令が出ています」などと告げ、
信頼させたうえで金銭や口座情報を
引き出そうとします。
- 「県警」や「捜査二課」と名乗る
- 「出頭命令」「逮捕状」などと脅す
- 「口座確認」「資金保護」などと説明する
- 個人情報や口座番号を聞き出す
- 金銭を送金させようとする
このような発言が一つでもあれば、
詐欺電話である可能性が非常に高いです。
詐欺犯が使う典型的な言葉
詐欺犯は、もっともらしい言葉を使い
警察関係者であると信じ込ませようとします。
以下のようなフレーズが出たら要注意です。
- 「あなたの口座が犯罪に利用されています」
- 「安全のために資金を移してください」
- 「警察庁と金融庁が連携しています」
- 「至急対応しないと逮捕状が出ます」
- 「このまま放置すると重大な問題になります」
これらの言葉を使い、相手を焦らせて冷静な判断を
できなくさせるのが、詐欺の常套手段です。
警察を名乗る詐欺を見抜くポイント
本物の警察が、電話だけで出頭を求めたり、
金銭や口座情報を確認することはありません。
また、「今すぐ」「至急」「他言無用」など
焦らせる言葉を繰り返すのも典型的な特徴です。
相手が本当に警察関係者か確かめたい場合は、
自分で警察署の公式番号を調べて電話をかけ直してください。
相手が教えた番号には、絶対に連絡してはいけません。
不審電話を受けた際の対応方法
このような電話がかかってきたら、
まず通話をすぐに切ることが重要です。
犯人は長話に持ち込み、心理的に
支配しようとする傾向があります。
- 相手の話を最後まで聞かずに通話を終了する
- 個人情報や暗証番号を絶対に教えない
- 金銭の振込・送金要求は100%詐欺と断定する
- 不安を感じたら家族や知人に相談する
- #9110(警察相談専用ダイヤル)に通報する
また、発信番号や通話内容を記録しておくと、
警察への通報や被害防止に役立ちます。
情報を教えてしまった場合の対処
もし個人情報や口座情報を伝えてしまった場合は、
すぐに警察と金融機関に連絡してください。
状況に応じて口座の利用停止や変更を行い、
被害の拡大を防ぎましょう。
消費生活センター(局番なし188)に相談すれば、
適切な助言や対応策を案内してもらえます。
- 銀行に連絡して口座を一時停止する
- 最寄りの警察署へ被害届を提出する
- 消費生活センターへ相談する
- 通話履歴やメッセージを保存しておく
- 家族に経緯を伝えて再発を防ぐ
早めの対応が被害防止につながります。
被害を防ぐためにできること
詐欺電話の多くは、高齢者や一人暮らしの方を狙います。
「知らない番号には出ない」「警察を名乗っても慎重に」
という心構えを持つことが、最も効果的な防止策です。
さらに、スマートフォンや固定電話で
迷惑電話対策機能を有効にしておくと、
被害を未然に防ぐ可能性が高まります。
同じ番号からの着信が繰り返される場合は、
ブロック設定を行い、警察や家族へ報告しましょう。
まとめ
09069946476【090-6994-6476】 からの電話は、
全国の県警や京都府警を名乗り、
出頭要請や金銭を要求する詐欺電話 です。
本物の警察が、電話一本で出頭や金銭を求めることは
絶対にありません。
もしこのような電話を受けた場合は、
相手の言葉を信じずに通話を切り、
#9110 または最寄りの警察署へ相談してください。
冷静な判断と早めの行動が、
詐欺被害を防ぐ最大の防御策です。

