08011895095【080-1189-5095】 から、
警視庁や全国の県警 を名乗り、
「出頭要請」などと称して金銭を要求する詐欺電話が報告されています。
この電話は、あたかも警察関係者からの正式な通達であるかのように装い、
「あなたの名前が事件に関係している」「至急、出頭が必要だ」
「身の潔白を証明するために保証金が必要」などと話し、
金銭を振り込ませようとする非常に悪質な詐欺です。
電話の主な手口
この番号からの通話では、
発信者が「警視庁捜査一課」「県警の生活安全課」などと名乗り、
非常にもっともらしい口調で話を進めてきます。
会話の初めに「個人情報の確認」「調査対象者の照合」と称して、
氏名・住所・生年月日などを聞き出し、
その後「事件に関与している疑いがある」
「身の潔白を証明するために供託金を納めてほしい」などと続け、
最終的に金銭を振り込ませようとします。
- 「警視庁」「県警」など公的機関を名乗る
- 「あなたが事件に関与している」と不安を煽る
- 「供託金」「身分保証金」を理由に送金を要求
- コンビニATMや振込での支払いを指示
- 連絡を他人に話さないよう求める
このような流れで金銭をだまし取る手口は、
全国で多数確認されています。
実在の警察とは無関係
警察署や捜査機関が、電話で個人に対して
「出頭要請」や「金銭の支払い」を求めることは一切ありません。
公的機関から正式な要請がある場合は、
必ず文書で通知が届きます。
また、身分証の提示や署名などの手続きを伴わない
電話だけの連絡はあり得ません。
「今すぐ振り込めば事件を取り下げる」
「供託金を納めれば逮捕されない」といった説明は、
すべて詐欺グループによる虚偽の発言です。
実際に報告されている詐欺の特徴
- 「捜査一課」「生活安全課」「特殊詐欺対策室」などの名を出す
- 「金融犯罪に関わっている」と言いがかりをつける
- 「供託金」「保証金」「確認費用」などの名目で金を要求
- 「秘密にしてほしい」と周囲への相談を妨げる
- 「確認のため」と個人情報を執拗に聞き出す
こうした特徴に当てはまる場合は、
即座に通話を終了し、警察へ通報してください。
被害を防ぐためのポイント
- 電話で金銭を求められたら、必ず詐欺を疑う
- 実在する警察署の代表番号に自分でかけ直して確認する
- 家族や知人に相談し、一人で判断しない
- 「秘密にしてほしい」と言われたら特に注意する
- 不審な番号は着信拒否に設定する
このような手口は高齢者を中心に被害が拡大しており、
警察庁でも「警察官をかたる詐欺電話」に関する注意喚起を
繰り返し発信しています。
相談・通報先
不審な電話を受けた場合は、
迷わず警察相談専用ダイヤル #9110 に連絡してください。
また、被害に遭ってしまった場合も、
最寄りの警察署に速やかに相談することで、
被害の拡大を防ぐことができます。
まとめ
08011895095【080-1189-5095】 からの電話は、
警視庁や各地の県警を名乗り、
出頭要請を装って金銭をだまし取ろうとする詐欺電話 である可能性が極めて高いです。
警察や公的機関が電話で金銭を要求することはありません。
少しでも不審に感じた場合は、通話を切り、
家族・警察・消費生活センターに相談しましょう。
冷静な対応が、あなた自身と家族を守る第一歩です。

