07091543863【070-9154-3863】 からかかってくる、
警視庁の生活安全課 や全国の県警などを名乗り、
出頭要請などといって金銭を要求してくる
詐欺電話について解説します。
警察を名乗る詐欺電話が多発中
最近、「あなたに出頭要請が出ています」「
事件に関与している可能性があります」などと告げ、金銭を要求する詐欺電話が全国で確認されています。
特に07091543863【070-9154-3863】という番号からの着信が報告されており、発信者は「警視庁生活安全課」「全国の県警」「捜査一課」「サイバー犯罪対策課」などと名乗って、権威を装うケースが見られます。
詐欺の手口と特徴
この電話の最大の特徴は、「警察」を名乗ることで相手に心理的圧力をかけ、冷静な判断を失わせる点です。
電話の内容としては、「あなたの口座が犯罪に使われている」「
今すぐ資産を保護する必要がある」「確認のため一時的に送金してほしい」などと説明し、金銭や個人情報を騙し取ろうとします。
さらに、「検察庁」や「裁判所」との連携を装う場合もあり、あたかも本当に公的機関が関わっているように錯覚させる巧妙な手口です。
よくある詐欺電話の流れ
- 発信者が「警視庁○○課の○○」と名乗る
- 「あなたが関与した事件がある」と不安を煽る
- 「口座が不正利用された」「保全が必要」と説明する
- 「確認のため送金」「指示に従え」と迫る
- 最終的に金銭・個人情報を奪う
このように、最初は穏やかな説明を装い、徐々に緊迫感を高めて「今すぐ行動しないと大変なことになる」と脅してくるのが特徴です。
本物の警察が電話で金銭を要求することはない
ここで重要なのは、警察・検察・裁判所などの公的機関が、一般市民に電話で金銭を要求することは絶対にないということです。
また、出頭要請などの正式な連絡は必ず書面(通知書や呼出状)で行われ、電話で済ませることはありません。
もしも「あなたに出頭命令が出ています」「
今すぐ送金しないと逮捕される」などといった発言があれば、その時点で詐欺を疑いましょう。
実際の通話例と注意点
通話では、穏やかな口調で始まり「確認のため」と称して個人情報を聞き出すケースがあります。
その後、被害者が不安を感じ始めたころに「すぐに口座を移動しないと危険です」などと畳み掛け、冷静な判断を奪います。
このような電話がかかってきたら
- 絶対に相手の指示に従わない
- 個人情報や金融情報を伝えない
- 電話をすぐに切る
- 警察相談専用ダイヤル「#9110」に連絡する
- 家族にも情報を共有する
特に高齢者を狙ったケースが多く、「家族や弁護士に相談しないように」と言われる場合もあります。
これは典型的な詐欺のサインです。信頼できる第三者に必ず相談しましょう。
不安を感じたときの相談先
全国どこからでも利用できる「警察相談専用ダイヤル #9110」へ連絡することで、各都道府県警察の相談員に繋がります。
また、迷惑電話の情報はインターネット上でも共有されており、同様の番号による被害が確認されている場合もあります。
まとめ
07091543863【070-9154-3863】からの電話は、警視庁や各県警の名前を騙る悪質な詐欺電話です。
本物の警察が電話で出頭要請や金銭の振込を指示することは絶対にありません。
少しでも不審に思ったら、すぐに電話を切り、#9110または最寄りの警察署に相談してください。
あなたの冷静な対応が、被害を防ぐ第一歩になります。

