07092281856【070-9228-1856】 から
全国の県警や広島県警 を名乗る
出頭要請詐欺電話が報告されています。
この電話は「あなたが事件の関係者として
捜査対象に挙がっています」「至急出頭してください」
「今すぐ協力しないと逮捕状が出ます」などと告げ、
強い不安を与えて金銭や個人情報を
だまし取ろうとする悪質な詐欺手口です。
本物の警察は、電話だけで突然
出頭や金銭の支払いを求めることは絶対にありません。
少しでも不審に感じたら、即座に通話を切り、
公式な警察窓口に確認を取るようにしましょう。
電話の特徴
この番号からの電話は、落ち着いた声や権威的な口調で
「広島県警の◯◯です」「あなたの名前が
捜査書類に記載されています」と言い、
警察を装って信頼させようとします。
その後、「確認のために身分証の情報を教えてください」
「調査のため一時的に口座を凍結します」
「身の潔白を証明するため金銭を預かります」など、
あり得ない要求をしてくるのが特徴です。
警察は市民から金銭を預かることはありません。
また、電話越しに個人情報を尋ねることもないため、
このような要求があった時点で詐欺と断定できます。
典型的な話の流れ
- 「県警の捜査一課です」と名乗る
- 「あなたの名前が事件の関係者として出ています」と告げる
- 「出頭命令が出ています」と脅す
- 「身分証確認」や「口座調査」を理由に情報を要求
- 金銭を振り込ませる、または引き出しを指示
これらの流れが見られた場合、
警察ではなく詐欺グループによる偽装電話と考えてください。
詐欺犯が使う危険なフレーズ
犯人は信じ込ませるために、もっともらしい言葉を使います。
以下のようなフレーズが出たら、詐欺の可能性が高いです。
- 「警察庁から正式な通達が出ています」
- 「金融庁と連携して口座を確認しています」
- 「あなたの口座が犯罪に使われています」
- 「捜査協力として金銭を一時的に預かります」
- 「今すぐ対応しないと逮捕状が出ます」
このような言葉を使って焦らせ、
冷静な判断を奪うのが彼らの常套手段です。
なぜ信じてしまうのか
「警察」や「県警」という単語が出るだけで、
多くの人は相手を信用してしまいます。
また、「広島県警」「大阪府警」「警察庁」など、
実在の組織名を挙げて話すため、
信ぴょう性が高く感じてしまうのです。
電話では制服や証明書が見えないため、
相手の言葉を疑わず信じてしまうケースが多く、
特に高齢者が被害に遭いやすい傾向があります。
本物の警察ならどう対応するか
警察が正式に連絡を取る場合、
必ず書面や訪問で通知します。
電話だけで突然、出頭や金銭の要求をすることはありません。
また、警察が個人の銀行口座を調べる場合は
裁判所の令状が必要であり、
市民に直接「口座番号を教えてください」と
聞くことは絶対にありません。
もし電話でそのような発言があったら、
それだけで詐欺と判断して構いません。
不審な電話を受けた時の対応
このような電話を受けた際は、
次の手順で冷静に対応してください。
- まず通話を切る(相手を信じない)
- 発信番号をメモしておく
- 警察署へ自分で公式番号から連絡する
- 家族や知人に相談する
- 同じ番号は着信拒否設定をする
また、もし不安な場合は、
警察相談専用ダイヤル「#9110」へ電話し、
実際にそのような電話が警察からのものか
確認することができます。
被害防止のポイント
こうした電話は巧妙な言葉遣いで不安を煽りますが、
落ち着いて考えれば矛盾だらけです。
- 警察は電話で金銭を要求しない
- 警察は口座番号を聞かない
- 警察は出頭を電話で命じない
- 相手の身元をすぐ信じない
- 不安なら必ず家族や警察に相談
少しでも「おかしい」と感じた時点で、
通話を終えて確認を取ることが被害防止につながります。
情報を教えてしまった場合
もし個人情報や口座情報を伝えてしまった場合は、
速やかに銀行と警察に相談してください。
また、クレジットカード番号を教えた場合は、
カード会社に連絡し停止手続きを行う必要があります。
早期対応ができれば、被害の拡大を防ぐことが可能です。
まとめ
07092281856【070-9228-1856】 からの電話は、
広島県警や全国の県警 を装い、
出頭要請や金銭預かりを口実に
金銭や情報をだまし取る詐欺電話の可能性が極めて高いです。
警察を名乗る電話でも、内容が不自然であれば
絶対に信じず、通話を切って公式機関に確認しましょう。
詐欺犯はあなたの不安につけ込みます。
冷静に行動し、被害を未然に防ぐことが最も重要です。
迷ったら、すぐに「#9110」
または最寄りの警察署へ相談してください。

