0359312299【03-5931-2299】 から
「au電話が安くなる」 と案内する
光回線切替の営業電話が
全国で報告されています。
この電話は一見、通信大手の「au（KDDI）」や「光回線の正規代理店」
を名乗るため、信頼してしまう人も少なくありません。
しかし実際には、利用者を別の通信サービスへ
切り替えさせることを目的とした勧誘電話である
可能性が極めて高いとみられています。
どのような電話内容なのか
電話の内容として多く報告されているのは、
「お客様のauの契約内容を確認しています」
「今より料金が安くなるプランがあります」
「光回線を切り替えると、スマホ料金が下がります」
などのセリフです。
一見するとお得な提案のように聞こえますが、
実際には「プロバイダや光回線の事業者変更」へと
誘導する営業トークであるケースがほとんどです。
多くの利用者が「公式のauからの案内」だと
誤解して契約してしまい、後から「別会社だった」
と気づく事例が後を絶ちません。
なぜこのような電話がかかってくるのか
こうした電話は、通信販売代理店や営業代行業者が
行っているもので、各家庭の通信契約を新しい事業者へ
切り替えさせることで「紹介手数料」や「契約インセンティブ」
を得ることを目的としています。
そのため、顧客に安心感を与えるために「au」や「KDDI」
という言葉を意図的に使い、公式サポートであるかのように
装うケースが多く見られます。
また、「通話料が下がる」「スマホ割が増える」などと
メリットばかりを強調し、切り替えに伴う
違約金や契約条件の変更といったデメリットを
説明しないまま話を進めようとする点も特徴です。
会話の流れと典型的な手口
- 「auのお客様サポートセンターです」と名乗る
- 「現在より料金が安くなるプランがあります」と説明
- 「お客様のご住所と回線状況を確認します」と言い個人情報を聞き出す
- 「このまま切り替えの手続きをします」と誘導
- 実際は別会社の光回線契約へと誘導される
このように、正式な契約内容を十分に理解しないまま
「お得」という言葉で切り替えさせる仕組みになっています。
注意すべきポイント
本物のau（KDDI）からの案内であれば、
契約者情報をすでに把握しているため、
電話で住所や氏名、生年月日などを尋ねることは
基本的にありません。
また、auが提供する「auひかり」や「auでんき」などの
公式キャンペーンは、auの公式サイトまたは
マイページ上で案内されます。
そのため、電話のみで案内されたキャンペーンや割引話は
まず疑ってかかる必要があります。
不審電話の見分け方
- 「au」と名乗るが、発信番号が03などの市外局番で始まる
- 「料金が安くなる」と急かすように説明する
- 「このまま手続きします」と誘導してくる
- 会社名や担当者名をはっきり言わない
- 折り返し電話を拒否する、または別の番号を提示する
これらの特徴に当てはまる場合、
その電話は正規のKDDIやauの窓口ではなく、
外部業者による営業電話である可能性が高いといえます。
もし電話を受けたらどうすべきか
不審に感じたら、その場で「今は対応できません」と伝えて
通話を切り、折り返しは絶対にしないようにしてください。
また、契約内容に関する相談は、必ず
KDDI公式サポート（157または0077-7-111）に
直接確認するのが安全です。
- 不審な電話はすぐに切る
- 個人情報（住所・生年月日・契約番号）を教えない
- 公式窓口へ連絡して真偽を確認する
- 電話番号を着信拒否登録しておく
- 家族や知人にも注意を呼びかける
被害を防ぐための対策
光回線や携帯料金に関する勧誘電話は、
近年ますます増加しています。
その多くが「正規代理店」を名乗っていても、
実際には顧客を誤認させる紛らわしい営業を
行っているケースが少なくありません。
着信があった場合は、番号をネット検索して評判を確認したり、
同じ番号からの着信を拒否設定することが有効です。
また、固定電話を使用している場合は、
「番号表示サービス」や「自動応答機能」を活用して、
知らない番号からの電話には出ないようにしましょう。
まとめ
0359312299【03-5931-2299】 からの電話は、
「auの料金が安くなる」として光回線切替を促す
営業電話である可能性が高いです。
公式のauサポートからこのような案内があることはなく、
不審に思ったらすぐに通話を切って、
KDDI公式窓口に確認することが最も安全です。
うまい話に惑わされず、
しっかりと情報を確かめてから行動することが
トラブル回避の第一歩です。
