05050503249【050-5050-3249】 からかかってくる
NTTコネクト光 を名乗る
光回線切替の営業電話について
詳しく解説していきたいと思います。
NTTコネクト光を名乗る電話の概要
05050503249【050-5050-3249】から突然電話がかかってきて、
「これまでモデムレンタル料が有料だったが、
モデム交換を行えば今後は無料になる」
という内容で光回線の切替を勧められるケースが増えています。
名乗りこそ「NTTコネクト光」ですが、
実際にはNTTとは無関係の代理店営業である可能性が高く、
消費者庁や国民生活センターにも同様の相談が多く寄せられています。
説明の内容が紛らわしく、
あたかも現在利用中の回線(フレッツ光、光コラボ回線等)を
NTTが公式に案内しているように思わせる手口となっています。
営業電話の主なトーク例
- 「お客様のご利用中のモデムが古く、交換すれば無料になります」
- 「NTTの上位サービスへの切替が必要です」
- 「工事費は無料で、月額料金も今より安くなります」
- 「このままだと料金が高いままなので、今日中の切替がお得です」
これらは急かすことで冷静な判断をさせないための典型的な営業トークであり、
実際には新しい回線に強制的に契約変更させるための布石となっています。
「モデム交換で無料になる」のカラクリ
営業電話でよく使われる説明ですが、
実際には多くの場合、
「モデム交換=新しい光回線への契約変更」
を意味しており、無料になるどころか料金が上がったり、
解約金が発生するケースさえあります。
特に光コラボを利用している人は注意が必要です。
現在の契約から別の光コラボ回線へ乗り換えると、
転用・事業者変更という扱いになり、
契約内容も提供会社もすべて別物になります。
なぜNTTを名乗るのか
NTTブランドは信頼度が高いため、
NTTに関連した名称を使うことで
「公式からの連絡」と誤認させやすいという背景があります。
実際には「NTTコネクト光」という会社名を名乗っていても、
NTT東日本・NTT西日本・NTTコミュニケーションズとは一切関係ありません。
電話口で、
「NTTの関連会社です」
「NTTのサポートセンターからのご案内です」
などと曖昧な言い方をされることも多く、
これは典型的な誤認誘導の手口です。
契約させるための具体的な流れ
営業電話は以下のような流れで進むことが多いです。
- モデム交換・料金が安くなるなどメリットを強調する
- 現在のプロバイダ名や回線状況を聞き出す
- 「今のままだと損」と不安を煽る
- その場で事業者変更承諾番号の取得を促す
- 契約書類の送付や工事日を強引に決めてくる
特に危険なのは
「事業者変更承諾番号の取得」
を誘導される点です。
これは実質的に「乗り換え契約に同意した」扱いになることが多く、
後からトラブルになりやすい部分です。
本当に料金は安くなる?
営業電話で言われる
「安くなる」
という説明は、実際には次のような落とし穴があります。
- 割引は期間限定で、終了後は高くなる
- オプション加入が前提で実質高額になる
- 解約金や工事費の残債が別途発生する
- プロバイダ料金が別で発生する場合がある
結果として、
「切り替えたせいで料金が上がった」
という相談は非常に多い状況です。
危険なポイント:強引な勧誘と即決を迫る態度
この電話の特徴として、
とにかく即決を迫ってくる点が挙げられます。
「今日中に決めれば安くなる」
「モデム交換は早くしないと損」
「すぐに承諾番号を取ってください」
などと言われた場合、
間違いなく悪質な営業と考えて問題ありません。
正規のNTTや主要プロバイダが、
電話で即決を迫ることはありません。
電話が来た際の対処法
- その場では絶対に契約しない
- 事業者変更承諾番号は発行しない
- 現在契約中のプロバイダへ自分で確認する
- 少しでも不審なら電話を切る
冷静になり、
一度電話を切ってから
自分で公式窓口へ問い合わせることが最も安全です。
すでに承諾してしまった場合の対応
もし流れで承諾してしまった場合でも、
まだ対応できる可能性があります。
- 契約書面が届いた時点から8日以内であればクーリングオフ可能
- 事業者変更番号をプロバイダに報告し、無効化してもらえることがある
- 不当勧誘の証拠があれば取り消しができるケースもある
不安な場合は消費生活センター(188)へ相談すれば、
具体的な対処法を教えてもらえます。
まとめ
05050503249【050-5050-3249】からかかってくる
「NTTコネクト光」を名乗る営業電話は、
モデム交換や料金割引を強調しながら
実質的な回線契約変更へ誘導するケースが多く、
非常に注意が必要です。
少しでも不審に感じたら、
その場で即決せず、必ず自分で公式窓口へ確認しましょう。
被害を防ぐためにも、
知らない番号からの光回線営業には細心の注意が必要です。

