本物かどうか分かる!フィッシングメールの特徴と見分け方を解説

本物かどうか分かる!フィッシングメールの特徴と見分け方を解説

最近増えているのが、金融機関や大手ECサイトを装って送られてくる「フィッシングメール」です。

本物そっくりのデザインで届くため、気付かずにリンクをクリックしてしまう人も少なくありません。

ここでは、受診したメールが本物かどうか迷った時に役立つ
「フィッシングメールの特徴と見分け方について分かりやすく解説していきます。

目次

フィッシングメールとは?

フィッシングメールとは、正規の企業やサービスを装って送られる偽のメールのことです。

多くの場合、メール内に記載されたリンク先で「ID・パスワード」「クレジットカード番号」「暗証番号」などの個人情報を入力させ、それらの情報を不正に取得することを目的としています。

近年は本物そっくりのロゴやレイアウトを使用しているケースが多く、一見すると本物と見分けがつかないこともあるため注意が必要です。

詐欺メールのよくある特徴

本物そっくりのロゴやデザイン

有名な銀行や通販サイトを装っている場合が多く、まるで公式ページをコピーしたかのような本当にそっくりな見た目になっています。

最近はかなり再現性が高くなってきており、ひと目見ただけでは判断できないという事も珍しくはありません。

しかし、細かく見るとフォントが違っていたり、色味に違和感がある等、本物とは異なる部分が肉眼で確認できるというケースもあるため、受信した場合は落ち着いて観察してみることが大切です。

「緊急」「至急」などの不安をあおる文言

「不正アクセスがありました」「今すぐ確認が必要です」など、不安をあおる内容が多いのも特徴です。

このような文言で冷静さを失わせ、リンクをクリックさせるのが狙いです。

本物と似たアドレスを使っている

偽物であることを見破られないよう、本物のメール送信元アドレスと似たアドレスを故意に使用してくるケースも目立ちます。

このような場合、送信元アドレスをよく確認すると、正規のものと微妙に違うケースが多いです。

例えば「amazon.co.jp」に見えても「amaz0n.co.jp」のように文字が置き換わっている場合があります。

見分けるためのチェックポイント

送信元アドレスを確認する

メールを開いたら、必ず送信元アドレスをチェックしましょう。

正規の企業であれば、公式ドメイン(例:@amazon.co.jp, @rakuten.co.jp)から送られてきます。

少しでも不審に感じたら、本文のリンクは絶対にクリックせず削除するのが安全です。

正規サイトで情報を照合する

「本当に問題が起きているのか?」を確認するには、メールのリンクを開かず、公式サイトやアプリに直接ログインしてみましょう。

正規の通知であれば、必ず公式ページやアプリにも反映されているはずです。

フィッシングメールを受け取ったときの対処法

もし不審なメールを受け取ったら、まずは開かずに削除することが一番です。

万が一リンクを開いてしまった場合でも、情報を入力しなければ被害には直結しません。

不安な場合は、すぐに公式サポートや消費生活センター(電話188)へ相談すると安心です。

また、フィッシング対策協議会(https://www.antiphishing.jp/)の公式サイトでは、最新の詐欺メール情報が随時公開されています。
届いたメールが詐欺かどうか不安なときは、参考にすると良いでしょう。

まとめ:怪しいメールはリンクを開かず削除

フィッシング詐欺メールは、誰にでも届く可能性があります。
本物そっくりのデザインで油断しやすいですが、特徴を知っておくだけで見抜けるケースが多くあります。

  • 本物そっくりのロゴやデザインに注意
  • 「緊急」「至急」など不安をあおる文言は要注意
  • 送信元アドレスを確認して正規かどうか判断
  • 公式サイトやアプリで必ず照合
  • 怪しいメールはリンクを開かず削除

この5つを意識することで、フィッシング詐欺メールの被害を未然に防ぐことができます。

普段から冷静に対応し、安心してネットを利用できるように心がけましょう。

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