07084295574【070-8429-5574】 から
全国の県警や府警 を名乗る詐欺電話が
各地で多数報告されています。
この電話は「あなたが事件に関与している」
「出頭命令が出ています」などと脅し、
恐怖や焦りを煽って金銭や個人情報を
だまし取る極めて悪質な手口です。
実際の警察が電話で出頭を命じたり、
金銭を要求することは絶対にありません。
この電話の特徴
この番号からの電話では、
「県警の捜査員の◯◯です」
「あなたの口座が事件に関与しています」
「出頭命令が発行されました」
などの言葉を使って不安を与えます。
声のトーンは落ち着いており、
あたかも本物の捜査員のような口調で
信じ込ませようとするのが特徴です。
会話の中で「供託金を納めれば解決する」
「逮捕を避けるために入金が必要」など、
金銭に関する要求へと誘導していきます。
- 「事件の関係者として確認が必要です」
- 「すぐに出頭してください」
- 「あなたの口座が犯罪に使われています」
- 「供託金を納めれば解決します」
- 「身元確認のため個人情報を教えてください」
これらの言葉が出た場合、
一切相手にせず、即座に通話を切ってください。
典型的な詐欺の流れ
犯人はまず警察官を名乗り、
信頼を得ることで会話を始めます。
次に「事件への関与」「口座の不正利用」など、
罪悪感や恐怖を抱かせる発言を繰り返し、
相手の冷静さを奪っていきます。
最終的には金銭の振込や送金、
個人情報の開示を迫ってきます。
- 「県警の◯◯です」と名乗る
- 「事件の調査に協力してほしい」と伝える
- 「出頭命令が出ている」と脅す
- 「身分証や銀行情報を確認する」と要求
- 「供託金を支払えば解決」と誘導
このようにして、
被害者自身に自発的な行動を取らせる形で
詐欺が成立するよう仕組まれています。
警察が電話で行わないこと
本物の警察は、電話だけで出頭を命じたり、
金銭の支払いを求めることはありません。
また、身分証や銀行口座の情報を
電話で確認することも一切ありません。
もし不審な電話を受けたら、
相手の話を最後まで聞かずに電話を切り、
最寄りの警察署や警察相談専用ダイヤル
「#9110」に自分で問い合わせてください。
不審電話を受けたときの対処法
電話の内容に少しでも不安を感じたら、
すぐに通話を終了してください。
犯人は会話を長引かせることで
心理的に支配しようとするため、
相手にしないことが一番の防御策です。
- 会話を途中でやめ、即座に電話を切る
- 個人情報を絶対に伝えない
- 金銭要求は100%詐欺と判断する
- 発信番号を着信拒否に設定する
- 警察署に自分で正式番号で確認する
また、折り返し電話をすることも危険です。
犯人グループにつながる可能性があるため、
必ず公式番号を調べて連絡してください。
もし情報を伝えてしまった場合
個人情報や口座番号を話してしまった場合は、
すぐに最寄りの警察署や利用銀行へ
連絡して被害拡大を防ぎましょう。
また、消費生活センター(局番なし188)でも
相談を受け付けています。
被害を防ぐための心構え
このような電話は、特に高齢者や
一人暮らしの人を狙う傾向があります。
家族や身近な人と「警察を名乗る電話は切る」
「お金や口座の話が出たら相談する」など、
具体的なルールを共有しておきましょう。
また、スマートフォンや固定電話の
迷惑電話対策設定を活用することも効果的です。
まとめ
07084295574【070-8429-5574】 からの電話は、
全国の県警や府警を名乗る詐欺電話 です。
「出頭命令」「供託金」「事件関与」など、
脅迫的な言葉を使って金銭を要求します。
警察は電話で出頭や金銭を求めることはありません。
不審な電話があれば冷静に対応し、
警察相談専用ダイヤル「#9110」へ
すぐに連絡して被害を防ぎましょう。

