0800-080-0993 から
セミナーサポート集客センター と名乗る
自動音声の営業電話が全国で報告されています。
この電話は、企業経営者や個人事業主を対象に、
「セミナーの集客をお手伝いします」
「無料で顧客リストを提供します」
「売上アップに関するご案内です」
などといった内容の自動音声が流れる営業電話です。
一見、ビジネス向けの案内のように聞こえますが、
その実態は不明確で、利用者の情報を集める
目的でかけられている可能性があります。
不必要な電話営業の一種として注意が必要です。
この電話の特徴
この番号からの通話は、自動音声ガイダンスで始まり、
「セミナーの参加者を増やす支援をしています」
「広告費をかけずに集客できる方法をお伝えします」
など、興味を引くフレーズで導入されます。
通話の途中で「担当者とおつなぎします」
「詳しい内容を聞きたい方は1を押してください」
といった操作を促されることが多いのが特徴です。
一見、丁寧な営業のように感じられますが、
実際はマーケティング目的で電話番号を収集する
可能性も指摘されています。
- 自動音声で企業名やサービス内容を案内
- 興味を引く言葉でボタン操作を誘導
- 担当者へ転送、もしくは個人情報を聞き出す
- 後日、別の営業担当から再度連絡が来る
- 断っても何度も電話がかかってくる
このような構成の電話は、多くの場合、
自動発信システムを使った一方的な営業活動です。
実際の報告内容
ネット上では次のような報告が多く見られます。
- 「突然、自動音声で営業トークが流れた」
- 「1を押したら担当者が出てきた」
- 「何度も同じ番号から電話がかかってくる」
- 「社名を名乗らないまま営業を続けた」
- 「電話を切っても再発信があった」
これらの報告からも、
相手が正式な企業かどうかを慎重に見極める必要があります。
考えられる目的
こうした自動音声営業は、次のような目的で
行われていると考えられます。
- 企業や個人の電話番号リスト収集
- 営業リストへの登録や再勧誘
- 自社セミナーやサービスへの誘導
- 外部業者への情報提供・転売
- 営業代行による成約報酬の獲得
特に、ボタン操作を促すタイプの自動音声は、
「興味を持ったリスト」を作るために利用される
ケースもあるため、安易に反応しないよう注意が必要です。
不審電話への対応策
不明な番号からの自動音声営業は、
原則として対応しないのが最も安全です。
途中でボタンを押したり、
個人情報を口にしたりすると、
再度ターゲットにされる可能性があります。
次のような対応を心がけてください。
- 自動音声の場合はすぐに電話を切る
- 相手が不明な場合は折り返しをしない
- ボタン操作の誘導には絶対に応じない
- 同一番号は着信拒否設定をする
- 繰り返す場合は通信会社に相談する
もし会社名が分かっても、
正規の公式サイトで連絡先を確認し、
実在する企業かどうかを確かめることも大切です。
企業名を名乗っていても安心できない理由
「セミナーサポート集客センター」という名称は
実在の企業や団体名と誤認しやすい一般的な名称です。
しかし、発信者が本当にその組織に属しているかどうかは
電話だけでは判断できません。
発信元番号が携帯やフリーダイヤルの場合は、
特に注意が必要です。
信頼できる業者であれば、
事前にメールや郵送で案内が届くことが一般的です。
被害を防ぐために
営業電話や自動音声への対応ルールを
社内や家庭内で共有しておくことが効果的です。
また、スマートフォンの着信拒否機能や
迷惑電話ブロックアプリを活用することで、
不審な発信を事前に遮断することも可能です。
こうした電話が頻発する場合は、
通信会社や総務省の「迷惑電話相談窓口」へ
相談してみましょう。
まとめ
0800-080-0993 からの
セミナーサポート集客センター
を名乗る電話は、自動音声による営業の可能性が高いです。
ボタン操作や折り返しはせず、
興味がない場合はすぐに通話を終了し、
着信拒否設定を行うのが安全です。
ビジネス名を語る勧誘電話の多くは、
情報収集目的である場合もあります。
冷静に対応し、不要なトラブルを
未然に防ぐよう心がけましょう。

