0800-500-6755 から
au を名乗る営業電話が報告されています。
この電話では「料金の引き下げに該当しているか確認しています」
「携帯電話を何台お持ちですか」などと質問し、
利用状況を詳しく聞き出そうとするケースが目立ちます。
一見、通信会社の正規サポートを装っていますが、
実際には代理店や営業代行が発信している可能性が高く、
注意が必要です。
電話の概要
この番号からの通話は、丁寧な口調で
「お客様の契約が料金引き下げの対象になっているか
確認させていただいております」といった内容で始まります。
続いて、「ご家族で何台ご利用ですか」
「ご自宅のインターネットはどちらをお使いですか」
「今のプランをご確認させてください」など、
個人情報や契約内容に関する質問が続きます。
正規のauサポートであれば、
契約者本人確認の前に詳細を尋ねることはなく、
公式の電話番号から発信されます。
そのため、0800番号などの一般的な発信番号には
十分な注意が必要です。
実際の報告内容
SNSや口コミサイトでは、次のような報告が
複数寄せられています。
- 「auの料金が下がると言われたが不審だった」
- 「携帯の台数や家族構成まで聞かれた」
- 「代理店の営業と名乗り出た」
- 「電話を切るとすぐにまた別の番号から着信があった」
- 「内容がよくわからないまま勧誘された」
これらの内容からも、正規のサポート窓口ではなく
営業目的で行われている電話の可能性が高いといえます。
この電話の目的
こうした「料金引き下げ」や「契約確認」を装う電話の
主な目的は、契約変更や新規契約への誘導です。
- 通信プランの変更を勧める
- 他社回線や代理店経由の契約に切り替えさせる
- スマートフォンの買い替えを促す
- インターネット回線とのセット契約を提案する
- 個人情報をもとに後日再勧誘を行う
「auを名乗る」ことによって信頼させ、
自然な形で情報を引き出すことを目的としているため、
対応時には冷静な判断が求められます。
正規のauサポートとの違い
本物のau(KDDI)からの連絡は、
契約情報に基づく案内であり、
事前にSMSやマイページで通知されることがほとんどです。
また、以下の特徴にも注目してください。
- 発信番号が公式サイトに掲載されていない
- 契約内容を電話口で細かく聞いてくる
- 即時の契約変更を促す
- 「今だけ割引」など急がせる言葉を使う
- 担当者の所属や社名を明確に言わない
これらに当てはまる場合は、
正規のKDDIスタッフではない可能性が高いです。
不審電話への対処法
もしこの番号から電話がかかってきた場合は、
以下のように対応することをおすすめします。
- すぐに個人情報を話さない
- 「公式サポートか確認したい」と伝える
- 発信元番号を控えて検索する
- 不審な場合は着信拒否設定を行う
- KDDIお客様センターへ直接確認する
正規のサポートであれば、
公式番号(157または0077-7-111)などから
発信されるため、確認するだけで真偽を判断できます。
実際に被害が出ているケースも
中には、営業トークの流れで「今の契約よりお得です」と
巧みに誘導され、他社回線や別プランに切り替えられた
ケースも報告されています。
こうした契約変更は一度成立すると取り消しが難しく、
解約金や手数料が発生することもあるため、
注意が必要です。
また、契約内容を電話口で伝えることで、
個人情報が他業者に流れるリスクもあります。
安全に利用するために
通信サービスの見直しは、
必ず公式のauショップやマイページで行いましょう。
営業電話で聞いた内容をそのまま信用せず、
一度切ってから公式サポートへ確認するのが安全です。
さらに、スマートフォンには
「迷惑電話ブロック」機能を活用することで、
同様の番号からの着信を防止できます。
まとめ
0800-500-6755 からの
au を名乗る電話は、
料金の引き下げや契約内容の確認を装った
営業目的の電話である可能性が高いです。
「携帯は何台お持ちですか」などの質問に
安易に答えず、少しでも不審に感じたら
通話を切り、着信拒否設定を行いましょう。
本物のauサポートは、必ず公式番号から連絡します。
不審な営業電話に惑わされず、
契約や個人情報を守ることが大切です。

