09070634613【090-7063-4613】 から
警視庁や全国の県警 を名乗る
詐欺電話が全国的に報告されています。
この電話は「あなたが事件に関与している」
「出頭命令が出ている」などと脅して、
不安をあおり、最終的に金銭や個人情報を
だまし取る極めて悪質な手口です。
実際の警察が電話で金銭を要求したり、
出頭を命じることは決してありません。
電話の内容と特徴
この番号からの電話では、
「警視庁捜査一課の◯◯です」
「あなたの口座が不正に使われています」
「事件の関係者として調査が必要です」
などといった口実で接触してきます。
話し方は落ち着いており、
あたかも本物の捜査員のように振る舞うため、
一瞬信じてしまう人も少なくありません。
そして会話の中で、次第に緊迫感を高めながら
「供託金を納めれば逮捕を回避できる」
「口座を保全するために資金を移動させてほしい」
といった金銭要求へとつなげてきます。
- 「あなたの名義で事件が起きている」
- 「至急、警察に出頭していただきたい」
- 「口座を凍結するために入金が必要」
- 「身元確認のため個人情報を教えてほしい」
- 「供託金を振り込めば解決する」
これらの発言があれば、
すぐに通話を終了し、絶対に応じてはいけません。
犯人の狙いと手口
犯人は「警察」という権威を利用して、
相手に恐怖心を与え、冷静な判断を奪います。
「逮捕」「出頭」「供託金」などの言葉を使い、
法的措置が迫っているかのように装い、
相手を追い詰める心理的手法を取ります。
典型的な詐欺の流れは以下の通りです。
- 「警視庁(または県警)の◯◯です」と名乗る
- 「事件の関係者として確認が必要」と伝える
- 「あなたの銀行口座が不正利用された」と告げる
- 「確認のため資金を別口座に移して」と誘導
- 「逮捕を避けるため供託金を支払って」と要求
このように段階を踏んで信用させ、
被害者から自主的に金銭を振り込ませるように
仕向けるのが特徴です。
警察が電話で行わないこと
本物の警察官は、電話で出頭を命じたり、
金銭や個人情報を要求することは一切ありません。
正式な出頭要請は必ず書面で行われます。
また「供託金」「罰金」などの支払いを
電話で指示することも絶対にありません。
少しでもおかしいと感じたら、
警察署や警察相談専用ダイヤル「#9110」に
自分から確認の電話をするようにしましょう。
不審な電話を受けたときの対処法
電話がかかってきたら、
相手の話を最後まで聞かずにすぐ切ることが重要です。
話を続けることで心理的に追い込まれ、
冷静な判断ができなくなる可能性があります。
また、発信番号をそのまま折り返してはいけません。
別の詐欺グループにつながる危険があります。
- 会話を途中でやめ、すぐに電話を切る
- 絶対に個人情報を話さない
- 振込や送金の要求には応じない
- 警察署の正式番号に自分で確認する
- 番号を着信拒否に設定する
不安を感じた場合は、一人で判断せず、
家族や職場の同僚などにもすぐ相談しましょう。
もし情報を伝えてしまった場合
すでに氏名や口座番号などを話してしまった場合は、
すぐに最寄りの警察署と利用銀行に連絡してください。
個人情報が流出している可能性があるため、
口座の停止や再発行などの措置を早めに行う必要があります。
また、消費生活センター(局番なし188)に
相談することも有効です。
被害を防ぐための心構え
このような電話は、特に高齢者や一人暮らしの人を狙います。
家族や周囲の人と「警察を名乗る電話は一度切る」
「金銭の話が出たらすぐに相談する」など、
明確なルールを共有しておくことが大切です。
固定電話やスマートフォンの
迷惑電話防止設定を活用することも有効です。
まとめ
09070634613【090-7063-4613】 からの電話は、
警視庁や全国の県警を名乗る詐欺電話 です。
「出頭命令」「供託金」「事件の関与」など、
脅迫的な言葉で不安をあおり、金銭を要求します。
警察は決して電話で金銭を求めたり、
出頭を迫ることはありません。
不審な電話を受けたら冷静に対応し、
警察相談専用ダイヤル「#9110」や
最寄りの警察署にすぐ相談してください。

