09079652636【090-7965-2636】 から
全国の県警や府警 を名乗る詐欺電話が
各地で報告されています。
この電話は「あなたが捜査対象です」
「出頭命令が出ています」などと告げ、
不安や焦りを煽って金銭や個人情報を
だまし取る極めて悪質な手口です。
実際の警察が電話のみで出頭を命じたり、
金銭を要求することは絶対にありません。
この電話の特徴
この番号からの電話では、
「◯◯県警の捜査員の△△です」と名乗り、
「あなたの口座が事件に使われた」
「至急出頭が必要です」などと話します。
最初は丁寧な口調ですが、
話を進めるうちに次第に緊迫した雰囲気になり、
「すぐに対応しないと逮捕される」などと
脅すケースが多く見られます。
会話の中で個人情報を確認したり、
金銭の振込を指示する流れが特徴的です。
- 「警察の捜査であなたの名前が出た」
- 「出頭命令が出ています」
- 「供託金を納めれば取り下げられます」
- 「確認のため口座番号を教えてください」
- 「身元確認に身分証が必要です」
これらの発言が出た時点で、
詐欺電話と判断して間違いありません。
典型的な詐欺の流れ
犯人はまず、警察官を名乗って信頼を得ます。
その後、事件や捜査を装って会話を進め、
相手に責任を感じさせながら心理的に追い詰めます。
最終的には「誤認逮捕を避けるために手続きが必要」
「供託金を支払えば安全です」といった理由で
金銭を振り込ませようとします。
- 「県警の者です」と名乗る
- 「事件の関係者として確認が必要」と伝える
- 「出頭命令が出ています」と脅す
- 「誤認を防ぐために口座を確認します」と誘導
- 「供託金を支払えば解決します」と金銭を要求
このような流れに当てはまる場合、
迷わず電話を切ることが最善の対処です。
警察が電話で行わないこと
本物の警察は、電話で出頭命令を出したり、
金銭や個人情報を要求することはありません。
出頭要請や通知は、必ず書面や正式な手続きを通じて
行われることが法律で定められています。
もし「至急」や「緊急」という言葉が繰り返され、
判断を急かすような電話があれば、
すぐに詐欺を疑ってください。
不審電話を受けた時の対処法
電話の内容に少しでも不審を感じたら、
すぐに通話を終了してください。
犯人は会話を続けさせ、
冷静な判断を奪うように仕向けます。
話を聞き続けること自体が危険です。
- 指示には一切従わず電話を切る
- 個人情報を絶対に教えない
- 金銭の振込要求はすべて詐欺と判断
- 同一番号は着信拒否に設定
- 警察署へ自分で公式番号で確認する
また、犯人が教えた番号にかけ直すのは危険です。
自分で公式サイトや案内を調べて連絡しましょう。
もし情報を伝えてしまった場合
個人情報や銀行口座を伝えてしまった場合は、
すぐに最寄りの警察署と利用している金融機関へ
相談してください。
被害が発生していなくても、
早期の対応で被害を防げる可能性があります。
また、消費生活センター(局番なし188)でも
相談を受け付けています。
被害を防ぐために
このような電話は、特に高齢者を狙う傾向があります。
家族や知人と日頃から情報共有し、
不審な電話があった際の対応を話し合っておくことが
大切です。
また、スマートフォンや固定電話で
迷惑電話ブロック機能を設定することで、
同様の被害を未然に防ぐことができます。
まとめ
09079652636【090-7965-2636】 からの電話は、
全国の県警や府警を名乗る詐欺電話 です。
「出頭命令」「事件の関与」「供託金の支払い」など、
脅迫的な言葉を使って金銭を要求します。
警察は電話で出頭や金銭を求めることはありません。
少しでも不審に感じたら通話を切り、
警察相談専用ダイヤル「#9110」へ
すぐに相談してください。

